『マルケス:新たなカウルと吸気口』
★8月19日(金)、ブルノ戦FPでマルク・マルケスが新カウルを使用していた。正確には、オーストリア決勝戦から使用している。
★新カウルは吸気口の形状が異なっており、マルケス選手は新旧カウル両方を試していた。一方、ダニ・ペドロサは旧型を使用。
★ペドロサ選手のカウルの吸気口は楕円形で(写真下)、マルケス選手の吸気口は台形である(写真上)。
吸気口の形が異ると言うことは、それに続くエアボックスの形も異なると仮定することができる。エアボックスは内部の圧力を一定に維持するのに重要であり、この内部圧はおそらく大気圧よりゼロコンマ数バール高いものと見られる。
★正確な比較なしには何とも言えないが、カウル自体も若干丸みが少ないように見える。おそらく、加速時にフロントが最大限に接地できるようダウンフォースについてリサーチしている模様。
★ドゥカティ機と比較すると、ホンダ機のウィングはかなり小型である。
また、オーストリアGPでペドロサ選手はウィングなしのマシンを使用したが、結局、加速時にフロントを接地させるとポジティブであると言うことを学んだ。
★2017年よりウィングは禁止なるため、新形状のカウル等、それに代わる研究が待たれる。
★8月22日(月)のブルノ・モトGPテストでは、各メーカーの2017年版マシンが試される予定。
(2016年08月19日『Gpone』記事参照)
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ですよね〜
ウイングが禁止になるならカウル形状に要素を取り込めば良いと思ってました。
DUCATIのウイングみたいにあそこまで突起物になってると難しいかも知れないけど、来期に向けて各メーカー追随して進化型の投入ありそうですね。
ウイングはともかく、カウルの形状もこの20年でずいぶんと変わりましたよね~
昔の丸っこいテールカウルが懐かしい。
もっと前は真四角な時代もありましたねぇ・・・
今後のカウル形状の変化どうなるか楽しみですね!