『バズ:ハードタイヤは体重のせいで選んだ』
★8月21日(日)、ブルノGP決勝戦でドゥカティはプライベートチームの型落ちマシン(GP14.2機)の方が成績が良かった。
★前後輪に固めタイヤを選び、大きなリスクを負いながらもグリッド17位スタートで4位を獲得したローリス・バズ(ドゥカティ・アヴィンティア)のコメント。
「凄いレースをしましたよ。タイヤ選択が正しかったです。僕は他の選手より重いんで、いつも固めタイヤなんですが、今回もそうしたんです。完璧でしたね。どんぴしゃの選択をしたかどうかなんて分からないもんで…もしかしたら雨が降り始めてたかもしれないんだし。少しずつ追い上げていって…あともう何周かあったら、もっと前に出られたんですけどねぇ。このタイヤは、もっと経験を積まないと。マシンは操縦しづらかったし、他の選手を抜いていくのは難しかったです。
もう嬉しくって嬉しくって。チームへ契約更改の恩に報いるには最適でした。ずっと好リザルトを取って、ルイス・サロムに捧げたかったんですが、やっと叶いました。」
★チームメイトのエクトル・バルベラは柔らかめタイヤを選択し、グリッド5位からスタート。なお、同じタイヤを選び、上手くいったのはマルク・マルケスのみ。
バルベラ選手のコメント。
「12周回後、技術トラブルによりマシンのパフォーマンスが制限されてしまって。上位を維持しようと全力を尽くしました。タイヤを持たせつつ、ソフトな操縦をしてね。でも、他でも苦戦してしまいレースを終えました。とにかく、喜んでますよ。毎レース、どんどんトップ陣に接近してるんで、遅かれ早かれ然るべきリザルトが出せるでしょう。」
★なお、『アヴィンティア・レーシング』チームは、エクトル・バルベラおよびローリス・バズと1年間の契約更改をした。2017年はGP16機(※今季、ファクトリー選手のみが使用)を使用する予定。
★ユージン・ラヴァティ(ドゥカティ・アスパー)はリアに固めタイヤを選び、6位を獲得した。
ラヴァティ選手のコメント。
「一番キツかったのはスタートですね。第3コーナーのブレーキングで4〜5つ順位を落としてしまいました。リアタイヤのほうが固いもんだから、バウンドしてしまって。追い上げるのは生易しいことではなかった。自分のスタートにはむかついてますね。今日は表彰台に乗れるようなマシンに乗ってたんだから。序盤は固めタイヤで苦戦し、他の選手らに前を塞がれてね。本当に面白かったのは終盤だけですよ。ラスト3周はマジでプッシュし始めてました。マルケスの姿がそう遠くない所に見えたもんだから。スタートでのミスのせいで表彰台を逃しましたね。」
★ウェットが得意なダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティ・プラマック)は7位を獲得。
ペトルッチ選手のコメント。
「大満足とは言えないが、最終的には良いリザルトでした。変なレースでねぇ。ウォームアップの時はたいした順位じゃなかったんで、かなりのモディファイを加えたんです。タイヤ選択が鍵になりましたね。多分、リスク覚悟でハードタイヤを選ぶこともできたんだろうが、うちには目標があったもんだから。自分のレースをして、ベスト10に入りたかったんですよ。結局は7位だったから、悪くはないですね。」
(2016年08月21日『Gpone』記事参照)
(2016年08月14日『Corsedimoto.com』記事参照)
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ペドロサが硬めを履いたら消耗しなくてグリップしないのかなぁ?とか思っちゃいますね
カル、バズ、ラバティとSBK組は荒れたレースになると本領発揮するんでしょうかね。特にバズはあと周あればマルケスに挑めそうだっただけに残念。
ってか、マルケスって最後あのタイヤでスパートかけてましたよね…凄いわ