イアンノーネ愚痴る、伊TV談：2016バレンシアGP

『2016バレンシアGP：イアンノーネ、伊TV談』

11月13日（日）ヴァレンシアGP、今回がドゥカティでの最後の参戦となったアンドレア・イアンノーネが3位でゴールし、久しぶりの表彰台を獲得した。総合順位は9位。来季はスズキファクトリー。
イアンノーネ選手のゴール直後コメント。
「今回の表彰台はうれしいですね。ついこの間のレースで復帰したばかりですから。この数年間、ドゥカティがどれだけのことを僕に与えてくれたことか。感謝してます。この経験は一生忘れません。」

★イアンノーネ選手の表彰台後コメント。
「最難関レースでした。こんな状況ですからね…精神的な重荷もあったし。セパン以降、厳しかったんですよ。ドゥカティからいつもの熱意がちょっと感じられなくって。少しよそよそしい感じでね。もしかしたら、それが当然なのかもしれないけど。でも、僕は本当に人が好きなタイプだから、苦痛でね。ただ、ドゥカティは全てきちんと用意はしてくれましたけどね。」

【ドゥカティを去るのは、まるで好きな相手と別れるような感じ？】
「多分、そうですね。誰も（ドゥカティには）入りたくないって頃に僕はここで育ってきたのだし。一緒に育った幼馴染と、大人になって疎遠になるような感じかな。」

【恨みもある？】
「ないです。逆上するような理由はないし。僕はじっと眺めて、周囲の人達全員を観察し、雄弁ではないが、よく理解はする方なんで。
今日のレースはキツかったですね。ヴァレンティーノ（ロッシ）に抜かれた時、すぐに抜き返そうって思ったんです。物凄い競り合いでしたよ。今回の表彰台は貴重です。これまでの数年間、ドゥカティからのサポートには感謝してます。チームとマルコ・リガモンティ氏には特に。この数日間、もう駄目かもしれなかった時、立ち上がらせてもらいました。」

★ジジ・ダッリーニャ氏（ドゥカティ・ゼネラルディレクター）のコメント。
「（イアンノーネとは）まだ話してません。なにか不満があるようなら、なだめておきましょう。うちではイアンノーネに可能な限りあらゆるサポートをしてきました。彼については賞賛のみですよ。今日のレースにしても、この数年間、ドゥカティに提供してくれた全てに関してもね。」

（2016年11月13日『Gpone』記事参照）
（2016年11月01日『Mediaset.it』記事参照）

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