『バウティスタ:ドゥカティGP16はホンダ機を彷彿させる』
★アルヴァロ・バウティスタはこれまでスズキ、ホンダ、アプリリアとマシンを乗り換え、今シーズンはドゥカティ機を駆ることとなった。
★昨シーズン後半はアプリリア機で好調だったが、結局、ドゥカティ・アスパーチームへ移籍した。
★ドゥカティ機は以前、暴れ馬のようだったが、ジジ・ダッリーニャが同メーカーに移籍して以来、御しやすくなったと言われている。
★バウティスタ選手のコメント。
「初めてGP16機に乗った時、ある意味、『操縦が楽だなぁ』って思いました。今まで乗ってきた他のモトGP機と比べてね。エンジンの特性が、かなり気に入りました。本当にソフトですね。同様に電制システムも気に入ってます。かなりポテンシャルが高いマシンだと思いますね。」
【GP16機は他のメーカー機に比べ、どこが違う?】
「他のマシンとの比較は難しいですね。何年も経験を積んできた過程で、僕の目安も変わってきてるから。スズキに乗ってた時はモトGP機に関してかなり学んだけれど、特性がかなり違うでしょ。
ホンダ機の方が似てると思うけど、ドゥカティのフレームの方が操縦しやすいですね。こっちの方が軽いし、好きです。これまで乗ってきたマシンの中では、僕としてはドゥカティ機がバランスの取れたマシンだと思いますね。」
【マシンに合わせ、ライディングスタイルをかなり変えることになる?】
「今の段階ではなんとも言えません。もっと走り込まなければ。テストでは毎回、なにかしら新しいものを学んできたので、伸びてこれたし、ハードルも上げられました。今後、どこを改善すべきなのか、どの辺が限界なのかは…まだ分かりませんね。」
【2017年はどんな年になりそう?】
「マシンに乗って、レースに出て、楽しめたら良いですね。ライダーとしてベストを尽くし、あらゆる状況下で最大限のものを獲得できるようになれたら良いんですが。リザルトのことは考えないようにします。マシンの力を100%引き出し、楽しめたなら、結果は付いてきますから。」
【昨年は成長しつつ閉幕を迎えたのだから、今年はカタール開幕戦からその勢いに乗れるのでは?】
「2016年はコンスタントに伸びていけた年だと思います。開幕戦に間に合うようにマシンが出来上がり、作業を重ねるほどに良くなっていっていた。お陰で結果を出すことができました。
今年は既にマシンは出来上がっているから開発の必要はなく、なにかと楽でしょう。セッティングとタイヤだけに集中できますから。去年の最終的なリザルトの上をいく自信がありますよ。」
【今シーズンの予想は?】
「面白いシーズンになるでしょうね。(別メーカーのマシンに)乗り換えた選手が多いから。僕としては上位5位争いができたなら上出来ですね。難しいだろうけど、現実的な目標だと思ってます。」
(2017年01月12日『Gpone』記事参照)
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ホンダに移籍してきた、2012年から色々関わりあってファンになりました。
またホンダの年に見せた、表彰台争いをするような高速ライドが見たいです。
応援してます。