ウィング？ヤマハの目標は操舵性の高いマシンを作ること

『ツジ：ウィング禁止？うちは操舵性に関心が』

★ヤマハが1月19日、マドリッドの『Movistar』本社で2017年版YZR-M1機のカラーリングを披露した。

★リン・ジャーヴィス氏（ヤマハ・マネージングディレクター）のコメント。
「今年は3タイトル制覇したいですね。ライダーにコンストラクターズ、それからチームタイトルも。チームは去年のままで、たった1人欠けただけです。まぁ、チームは100％きちんと機能し、精通した状態ですね。
重要なのは技術的に万全の状態であること、そして、選手にとって然るべき環境にすることでしょう。それ故に、ヴァレンシアテストでヴィニャーレすがデビューした際、スペシャルカラーリングのＭ1機を用意したのです。映画『トップガン』に由来する彼の名前に合わせたカラーリングをね。」

★コーイチ・ツジ氏（ヤマハ・モータースポーツ・ゼネラルマネージャー）のコメント。
「我々の目標はヤマハ全体の特性に則ってＭ1機を進歩させていくことであり、マシンには完全な開発が施されています。」

【ウィング禁止に関しては？】
「当社だけでなく、全メーカーが空力負荷をある程度補うべく作業を進めています。正直なところ、100％は不可能でしょう。いずれにせよ、今言ったとおり、当社のフィロソフィーは操舵性の高いマシンを作ることですから。それが第一目標です。」

★マイオ・メレガッリ氏（ヤマハ・チームマネージャー）のコメント。
「この10年間でヤマハは5回タイトルを獲得してきてますから、好スタートを切ることでしょう。（11月末の）セパンテストでの両選手の印象もポジティブなものでしたしね。」

【ヴィニャーレス選手については？】
「驚きましたよ。2〜3日で、もう、あそこまで行ってましたからね。」

（2017年01月19日『Gpone』記事参照）

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