イアンノーネ『首位はヴィニャーレスのおかげ（冗）』2017セパンテスト

『イアンノーネ：首位はヴィニャーレスのおかげ（冗）』

★1月31日、セパンテスト2日目、アンドレア・イアンノーネが首位タイムを記録した。

★イアンノーネ選手のコメント。

【イアンノーネ選手とヴィニャーレス選手が今日は凄かったが…】
「2人とも速かったですね。自分でもここまで強い走りができるなんて思ってなかったんですよ。タイムを削ろうと2周目に挑みもしなかったぐらいだから。」

【1年前とは何が違う？】
「比較する気はありません。色々と違ってるんだし。マシンと自分のライディングスタイルに集中してますよ…比較しないようにしながらね。」

【ヴィニャーレス選手が『僕が良いセットアップにしておいてあげたから（冗）』と言っていたが…】
「今回の首位タイムは、ホント、彼のおかげですよ。ただ、走っていて、そう思ったのは今日だけですけどね（笑）。もちろん、マーヴェリックは良い仕事をしたけれど、日本のエンジニア陣もそうでしょ。継続して伸びてるんでしょうね。ヴァレンシアテスト以降、マシンのあちこちが変わってるから。」

【特にどの辺が合格点？】
「スズキ機は全てのエリアにおいて気に入ってますね。特にフレームかな。各コンポーネント全てに改良の余地があり、まだまだマージンがあります。冬の間、物凄い開発作業が進められてたんです。今後、この方向性で進んでいけばいいでしょ。マシンは僕のスタイルに合ってるんで、トップになれるでしょうね。」

【明日、ロングランの予定は？】
「予定にはありますよ。ただ、マシンを僕のスタイルに合わせていくのが優先ですけどね。」

【スズキ機は長距離でのタイヤ維持で苦戦してるようだが…】
「その点については作業中です。そう単純なもんじゃないから。それを解決できそうな可能性は諸々あるんですけどね。僕の側には大勢が控えていて、期待以上の物凄い働きをしてくれてるんですから。スズキ機の戦闘力を上げるには、あとほんのちょっとの改善で充分でしょう。」

【ドゥカティ・エンジンに慣れてる身としては、今は何が違う？】
「直線やコーナー旋回でのスピードですね。今のところ、エンジンは最後の課題ですけどね。もちろん、スズキ機が自分に100パーセントぴったり合うような調整はまだ終わってませんから。ただ、当初は物珍しかったような事ができるようにはなってるんで。ドゥカティ機と比べれば、今後の限界点はまだまだ遠いですよ…このフレームのおかげでね。」

【昨日、若干異なる2台のマシンを使っていたが、今日は比較テストだった？】
「まさか3台もマシンがあるなんてねぇ。比較テストは今日よりも昨日の方が多かっったです。セットアップ関係の調整もちょっとやって…かなり大きな違いになりました。改善が必要なのは1ヶ所だけですね。」

【どこ？】
「どこでもいいでしょ。」

（2017年01月31日『Gpone』記事参照）

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