『マルケス:3回転倒は僕のせい、でも、プッシュしなければならなかった』
★3月12日(日)、モトGP公式カタールテスト最終日をマルク・マルケス(ホンダファクトリー)が10位で終えた。47周回中12周目に記録した1’54.990″である。
3日間総合は11位。
★マルケス選手はセッション序盤に1回、その後、2回転倒した。ケガはないが、レースシミュレーションを第6ラップで中断しなければならなかった。なお、中断前は1分55秒台で走行していた。
★チームメイトのダニ・ペドロサは3位で、50周回中46周目に記録した1’54.469″である。3日間総合3位だった。
★両選手とも今回のテスト予定(電制システム、エアロダイナミクス、レース用セッティング等)はすべて消化した。
★マルケス選手のコメント。
「今日、維持できていたリズムには満足してます。もちろん、うちにとって最高の開幕前テストではなかったですけどね。
3回転倒してしまいました。1回目は始まったばかりの時で、第4コーナーでマシンに振動が出て、ブレーキをかけるのが遅れてしまったんです。その後、夜遅くに2回フロントが流れてしまいました。特に最後の転倒はレースシミュレーションの最中だったんですが、僕の責任です。
ただ、ロングランをしてる時はプッシュしなければならないものだから。そうでなければ、自分のレベルが分かりませんからね。
とにかく、この手のことはテスト中に起きてくれた方が良いんで。レースでここに来た時には、色々と上手くコントロールできれば良いんですけどねぇ。
最初に言ったとおり、リズムはなかなか良いですから。今回はマーヴェリック(ヴィニャーレス)だけが抜きん出いていたけど、もし明日レースなら、うちは表彰台争いができるレベルにはあると思います。」
(2017年03月12日『Gpone』記事参照)
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