『ロレンソ:リズムは順位よりも上』
★3月24日(金)、カタール開幕戦FP3をホルヘ・ロレンソ(ドゥカティファクトリー)が9位で終えた。FP総合12位(※同タイムはFP3で記録、予選1行き)。
★ロレンソ選手のコメント。
「順位を見るとがっかりだけど,ペースにはがっかりしてないんで。今はかなりコンスタントになりましたから。今日はセットアップにかなり手を入れ、やっとペース面にキレが出てきたんですよ。ただ、その一方で、マシンの別のエリアが悪化してしまって。そのせいで、柔らかめタイヤを活用しきれなかったんです。そのうえ、高速ラップの時にコーナーでミスって、0.2秒ロスしてしまったんです。」
【もっと具体的に言うと…】
「コーナー進入は良くなったが、コーナー旋回は悪くなったんです。つまり、昨日の最終順位(5位)は本来の実力以上のものだったが、今日のはその逆ってわけです。リズム的には一歩前進できたんで、あとは現在のセッティングの弱点を克服しなければならないんですよ。マシンのことをもっとよく理解して、もっと楽に乗れるようにすることが肝心なんです。1周タイムを上げていくことよりもね。」
【レース本番では、ロレンソ選手に何を期待していい?】
「不可能なんてありませんから。確かにヴィニャーレスがペースでも首位だってことは否定できませんけどね。そのうえ、マルケスやペドロサも速いし。3位から10位までの選手がかなり接近してるってところですかねぇ。とにかく、ひたすら作業を進めていかなければ。あと、どんなタイヤを選択してくるかも興味深いでしょう。ミディアムもソフトも、選択としては可能ですからね。」
(2017年03月24日『Gpone』記事参照)
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