『ロッシ:僕もチームも間抜けだった』
★8月6日(日)、ブルノGP決勝レースをヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハファクトリー)が4位で終えた。
★ロッシ選手のコメント。
【フラッグ・トゥ・フラッグの際はチーム共々、ちょっとやってしまうような…】
「いつもは僕だけなんだけど、今回は3〜4人でマヌケなロバの耳を分かち合えるんで、それが唯一のなぐさめですね(自虐)」
【昨年のザクセンリンク戦の教えは…】
「今回はまた状況が違うから。あの時はピットボードに『ボックス帰還せよ』って出ていたのに、僕が戻らなかったんです。あれがあったからこそ、今後はピットボードに出されたら速攻でマシン交換に戻るって取り決めておいたんですよ。」
【ところが…】
「ピットボードが出されたのが1周遅かったってわけです。多分、問題は、こういう状況下で僕がいつも首位を走ってるってことなんですよ。ウェットで速すぎるんですよねぇ(笑)。冗談はともかく、あと、ちょっと運も悪かったですね。」
【と言うと?】
「こう言う状況では、ホンダの方がうちより上だし、ペドロサがボックスに戻ったら、大勢が後に従ったじゃないですか…それで有利になってね。」
【従って正解…】
「この手のレースが得意じゃないってことは認めますよ。ただ、引退する頃にはフラッグ・トゥ・フラッグを克服し、表彰台に上がれるってほぼ確信してますから(笑)。
惜しかったですよね。もっとポイントを稼げてただろうに。もし最初からドライレースだったら表彰台争いができていたのにねぇ。それか、ずっとウェットだったら、もうちょっと何とかねぇ。」
【こう言う場合、決定権は誰にあるの?】
「ボックスの方が状況をもっと把握しやすいだろうけど…白状すると、僕はボックス帰還のタイミングを判断するのが得意じゃないんですよねぇ。」
【覆水盆に返らずと言う感じ…】
「マルケスと22ポイント差よりは10ポイント差の方が良いですからね。ただ、タイトル争いの行方はまだ分からないから。マルケスは一か八かの賭けに出て、うちは1周ミスったわけです。じゃなかったら、ペドロサと戦えてただろうに。でも、重要なのは今週末、ずっと戦闘力が高かったってことだから。」
【そう思うと、気持ちが軽くなる?】
「ええ。良い仕事ができていたし、いつもとは違ってましたからね。タイヤ交換の後も、すぐに速く走れていたし。追い上げは面白かったですよ。最後、あと一歩ってところで表彰台を逃してしまったけど。」
(2017年08月06日『Gpone』記事参照)
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ロッシ選手、ついにはっきり苦手を認めましたねぇ…
[threecol_one]惜しいいね!Prego[/threecol_one][threecol_two_last]
[/threecol_two_last]
ウェット・ドライともに最速クラスのペースだったロッシが表彰台を逃し
ウェットでペースの上がらなかったホンダ勢が、早々にマシンチェンジしたことで1・2位の好結果。
う~ん・・・マルケスはこういった難しいコンディションでのマシン交換の判断と運が優れてますね~
でも、今回のレースはマルケスがマシンチェンジした時点ですべて決定という感じで、なんだかつまらないレースでした
できればドライでもウェットでもよいので、マシンチェンジなくランキング上位陣による接近戦を堪能したかったですね~
確かにピットインするかどうかのタイミング時にトップ集団に居ると
判断が難しいのでしょうけど、
本当にこういうレースって月曜からの活力をもらえないんですよね・・・
ピット入るタイミングでレースが決まるなんて、Moto GPでは観たくないです。
トップライダーが後半殆ど映らない様なレースね・・・
最後にもう一度雨が降りだしたりしていたら、楽しかったのですがね~
個人的にどうも後味の悪いレースでした。
>ただ、引退する頃にはフラッグ・トゥ・フラッグを克服し、表彰台に上がれるってほぼ確信してますから
なんてポジティブシンキング(笑)
相変わらずコメントにキレがあります
マルケスは流れと運の強さかも知れないけど、何気にウエットパッチが残るコースをニュータイヤで走れる技術も抜き出てるんでしょうね
他のライダーが躊躇する要因はそこにあるんだろうし
スタートからスリックを履くチャレンジャーが居ても面白かったのに
ボク経験は豊富だよ
ただ判断力がないってことさ だね
先生、またもマヌケなロバちゃんでしたか^^
彼のこういう所は本当救われますが今回は優勝争い出来るペースがあっただけに残念でしたよね…
確かに自分がトップ走ってる状態で誰よりも早くマシンを交換せねばという心理は働きにくいのは納得
マルケスの英断は称賛すべきなのですが正直ようやく皆がマシンを交換しだした頃にはもう勝負が付いたな…
と思ったときは溜め息が出たのも本音でした
それでも各選手、チームの判断において正当で条件平等だからこそ、どこにもその気持ちを持って行けないのがまた燻ぶる感じを生むのかもですね
レースというより博打を見せられた感覚になるのかな(^_^;)
トップを走っているライダーに不利に働くルールってなんだかな~
マルケスはピットインの週、トップを走るライダーに同時にピットインさせないよう、わざと順位を落としたのでしょう。
トップを走行中のピットインは判断が難しいですね。
何故ピットに入らなかったのか? ⇒まだスリックじゃ走れない と思ったからですよね
マルケスとその他数人は ⇒イケル!と思って替えた訳です 実際コケタ人は居ませんでした
それだけの話ですよねえ
スプリントでこのルールはキツい。
最後の問題ポイント10倍よりキツい。
ペースカーが入ってやり直しよりキツい。
見てるこっちも 大間抜けだと 思ってた。。。
FtFはいつかインノーネよりも大きな事故が
起こるような気がしてならない。時間は掛かるが
雨天2ヒート制が見てても安心できる。
雨天2ヒート制
なるほど
大ベテランのヴァレとかはその癖が抜けず頑張って走ってしまうのもあるかも知れないですね
若いマルケスなんかは天気変わればさっさと乗換え♪って判断が身に付いてそう
でも、2ヒートで今回みたいなウェット→ドライの場合なら最初から皆んなスリック履いて雨降れば赤旗ってパターンになるのかな?
レインじゃ持たないもんね
昨日は朝のFPでもあわやロレンソが事故しそうになったり、イアンノーネが実際に接触したりと、
他の方も言ってるようにそれも順位を争って前へ前へと気持ちの高ぶっている多くのライダーが、
同じタイミングでピットに入る可能性のある今のルールはかなり危ないですね。
MotoGPは耐久レースではなくスプリントレースであり、
観客はやはり贔屓の選手とそのライバルの抜き合いが見たいわけですし、
今のルールはそこからは少し離れたところにあるのかもしれません。
ECUやタイヤで各マシンの差が縮まっていると言っても、
ピットタイミングで勝ったり負けたり危ない目にあったりではよろしくないのではと感じます。
大きなクラッシュが起こる前になんらかの対策がされればいいのですが。
ホントに危ないFtFでしたね。
イアンノーネとアレイシだけでなく、バズとロレンソも衝突寸前でしたし
何らか対策は欲しいですね。
何もかもがマルケスによって弄ばれているw
ただなぁ、マルケスが履き替えて10秒位早いペースで走ってたのはモニターで分かるはずなんですがね
自分の記憶だと確か山田氏がそういうコメントをした後、ピットに入らなかったので「はぁ?」と思いました