『ドヴィはマルケスをミスに追い詰め勝利した』
★10月15日(日)、茂木GP決勝戦でアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティファクトリー)が最終ラップ最終コーナーでマルク・マルケス(ホンダファクトリー)に勝利した。
なお、今季オーストリア戦でもドヴィツィオーゾは同様な展開でマルケス選手に勝っている。
★ドゥカティからはダニーロ・ペトルッチ(プラマック)も表彰台に上がり、スズキのイアンノーネ&リンス両選手も上位でゴールした。
★一方、ヤマハファクトリー組はロッシ&ヴィニャーレス両選手ともに散々な出来だった。
★伊モトGP業界ご意見番カルロ・ペルナット氏(カピロッシ、故シモンチェッリのマネージャーを経て、現在はイアンノーネ担当)のコメント。
「今週末のテーマは、私としては4つかな。まぁ、ドヴィツィオーゾ&ドゥカティ組がマルケス&ホンダ組を敗ったこと。ヤマハが散々でタイトル争いから外れてしまったこと。イアンノーネ&リンスのスズキ組が再生したこと。それから、ペトルッチが実力を再び証明したことですね。」
【まず、ドヴィ選手から…】
「ドヴィツィオーゾは勝利し、特にマルケスにプレッシャーを与えることができたわけでしょ。これは想定外のことですよ。
これでタイトルを獲得したら、2007年にストーナーが獲得した時より価値が上ってことになるでしょう。あの頃はタイヤメーカー間の対立があって、ドゥカティがブリヂストンを独占的に使ってたんだからね。
今回はドヴィが、マルケスがミスするまで追い詰めたと言えるでしょう。マルケスはドヴィに喰いつかれたと感じて限界を超え、ミスしてしまったんですよ。あの2人のレースはイカれてたでしょ。まるでドライレースみたいな走りでね。」
【ヤマハはロッシ選手が転倒リタイヤ、ヴィニャーレス選手がザルコ選手の後ろで9位ゴール…】
「ヤマハはヴァレンティーノの進言を聞こうとせず、大きな過ちが露見してしまったんですよ。シーズン序盤にヴィニャーレスが勝利を重ねたせいで、チームの方向性が狂ってしまったわけだね。」
【スズキ組は好調で…】
「イアンノーネも、これでやっと一息つけたでしょ。以前の状態に戻ってたね。ただ、あくまでも今回のレースはウェットだったわけだし、チームの作業は既に2018年に向けられてますけどね。」
【ペトルッチ選手もまた表彰台で…】
「ダニーロはあのキャラでトップライダーの仲間入りを果たしましたね。登っていきたいと言う意欲が才能を上回ったと言うことでしょ。」
(2017年10月16日『Gpone』記事参照)
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