『フォルカーダ:ザルコの操縦は違う、カピロッシやコシンスキーのようだ』
★マーヴェリック・ヴィニャーレスおよびヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハファクトリー)は今年、グリップ不足の際のトラクション問題に苦しみ、それぞれ総合3位、5位でシーズンを終えた。
★一方、プライベート選手であるヨハン・ザルコ(ヤマハテック3)はルーキー年ながら表彰台を3回獲得し、ロッシ選手と34ポイント差で総合6位だった。
★ヴィニャーレス選手のチーフメカニックを務める超ベテランのラモン・フォルカーダ氏(下記画像)が、ザルコ選手について次のように語った。
「まず、ザルコは操縦の仕方が違うんですよ。他の選手より速い時もあれば遅い時もあるが、とにかくデータによれば、マーヴェリックやヴァレンティーノの操縦とは違うんです。
おそらく、ザルコは現在、あのタイヤで走るために必須な操縦をしているのでしょう。スタイルとしては、カピロッシやコシンスキーに似てますね。あの2人は現役時代、フロントに柔らかめタイヤが使えるような走りだったから。他の選手らには使いこなせないような時でもね。
このタイヤでは誰も1レース完走なんてできないだろうって時に、カピロッシとコシンスキーは2レース完走してしまうような勢いでしたよ。
カピロッシなんかエクストラソフトまで使ってましたからね。コシンスキーの方はスペシャルタイヤを使っていて…他の選手なら3〜4周しか走れないような代物でした。」
【ザルコ選手の功績については、どう思う?】
「ザルコは優秀なライダーだし、かなり頭脳派ですね。実に、辛抱強いから。
ウェットセッションの時は、常に違うことを試そうとしてますよ。アクセルを開いてみたり、ブレーキングポイントを変えてみたり。それで、走りやすいって思ったらプッシュし出すんです。
今年は本当に素晴らしいシーズンを送ってました。一目瞭然でしょ。ただ、あのリザルトでは、もしファクトリー選手なら素晴らしいとは言えませんけどね。」
(2017年12月23日『Motorsport.com』記事参照)
ヤマハテック3のドク似のチーフメカニックさんが、ドヴィ&ザルコ選手の違いを説明しております。作業の仕方なんかは、もろ性格が出てるって感じ!
詳しくはこちらでどうぞ。
【ヴィニャーレス激白、ヤマハテック3お家騒動】[2017年12月24日 発行 Vol. 169]
●テック3:ザルコが速い理由、ドヴィツィオーゾべた褒め
・テック3の名物チーフメカニック
・なぜザルコは速いのか?
・ドヴィツィオーゾはジェントルマン
・何でも知りたいドヴィ、知りたくないザルコ
他
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