MotoGP

『ストーナーの識別能力は凄かった』ラモン・フォルカーダ

『フォルカーダ:ストーナーは別メーカーの同じホイールを識別できた』

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★ラモン・フォルカーダ氏(下記画像)は優秀なメカニックで、2016年まではホルヘ・ロレンソを担当し、2017年からはマーヴェリック・ヴィニャーレスに付いている。

★フォルカーダ氏は2006年、ケーシー・ストーナーがルーチョ・チェッキネッロのチームからモトGP昇格をした際、担当していた(上記画像の右側)。
なお、ストーナー選手は同年、共にモトGP昇格をしたダニ・ペドロサの影に隠れる結果となってしまった。

★しかし、ストーナー元選手も同年2戦目のカタール戦でポールポジションを獲得し、その才能を証明していた。
ちなみに、この時ストーナー元選手は飛行機トラブルにより遅れてサーキット入りし、落ち着かない空気のなかでの獲得だった。

★ストーナー元選手は同年、フロントタイヤが流れ、23回転倒している。なお、タイヤはミシュランだった。

★フォルカーダ氏がストーナー元選手を担当したのはこの1年間だけだったが、その実力の高さや、特に、実に鋭い感覚を持っていることはすぐに認知できた。

★フォルカーダ氏のコメント。
「例えば、チームはマシンのホイールを設計し、2つのメーカーに発注することができたんです。どちらのメーカーのホイールも完全に同じ…設計も重量も形状も全て同じなんです。でも、ケーシーは操縦した時のフィーリングで、その2つを識別することができたんですよ。
ケーシーはマシンを走らせることを楽しんでましたね。しかも、完璧なマシンじゃなくても楽しんで走れるんですよ。マシンを走らせたならば、いつだって勝ちたがっていたもんです。」

【2012年にストーナー元選手が引退した時は、どう思った?】
「オートバイに乗るのは大好きだったが、それ以外のことは嫌がってましたからね。モトGPにデビューした時は、ファクトリーチームでもないのに宣伝義務があるように感じてたし。まぁ、彼にとっては、あまりに余計なことだったわけで。その後、どう感じていたかは想像することしかできませんけどね。」

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(2018年01月17日『Motorsport.com』記事参照)


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POSTED COMMENT

  1. 87 garage より:

    タディのピットインして「タイヤの空気圧0,01上げて。」も凄かった。

    まあ そんな人たちが集まってるんだよね…

    GPって…

    人間のそういう感性。

    大事にしてほしいと思います。

    AIとかには絶対出来ない事だと思われます。

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