『モルビデッリ:ロッシの後ろに付くと笑顔になってしまう』
★フランコ・モルビデッリ(ホンダ・マークVDS、ルーキー)がセパンテスト初日を18位、2日目を17位(ルーキー勢トップ)で終えた。なお、首位とのタイム差は初日より0.4秒近く縮まった。
★モルビデッリ選手のコメント。
「今朝は上手いこと始められました。ただ、その後、2回スリップ転倒してしまい、午前中はそれでお終いだったんです。2回とも、まさかのフロントからの転倒で、特に2回目に第5コーナーで転んだ時ですよね。この暑さなのに最大プッシュをしてしまったものだから。最初に第15コーナーで転んだ時は、指2本はさんでしまって。どうやってそうなったのか分からないんですが、とにかく痛いです。」
【モト2機での転倒とは違う?】
「2回とも、かなり強い走りをしていたんですよ。だから、衝撃が大きかったですね。でも、エスケープゾーンがかなり広かったのが幸いでした。問題は、モトGP機はかなりの重量なんで、激しく振り落とされてしまうんですよね。」
【なにか学習した?】
「モトGPは別世界ですよ。頭をリセットしておかないと。去年、モト2機での僕のおもな問題は、限界を超えないようにすることだったんです。常に、限界のなかで走ろうとしてました。ところが、モトGPだとその限界がどこかわからないんです。まだ限界までは行ってないし、いったい、どこが限界なのやら。」
【一番大きな違いは馬力?それとも、加速?】
「いや、ブレーキですね。第2コーナーのハードブレーキング地点なんて、ほとんどモト2機と一緒なんですよ。ただし、モトGP機だと時速40km増しで差しかかって行くんです…僕は第1コーナーでブレーキをかけると、その後、止まってしまってるんですね!」
【ほとんど未知の世界…】
「そうなんですよ。ウェットコンディションでも走ってみたんですが、もう、驚いたのなんのって。もの凄いグリップで、馬鹿みたいにマシンを倒せるんですから。」
【午後は順調に行った…】
「いくつか試してみて、良くなりました。最後、新タイヤに履き替えた時は特に。上位陣とのギャップが縮まりましたから。そこ、重要でしょ。あと、もっと手を入れていかなければならないエリアがいくつか分かりました。いつものことなんですが、良いか悪いかなんて全てはっきりはしないですよね。僕がマシンにも、このクラスにも慣れていかなければならないし、ホンダ機の長所を掴み、それと同時に、マシンを僕のスタイルに合わせてもいかないと。」
【ベテラン選手の後ろに付いて走るのも勉強になるのでは?】
「コーナー2ヶ所で、ヴァレ(ロッシ)の後ろに付いたことがあったんですが、思わず笑顔になってしまって。素晴らしかったですよ。今日は本当に強い走りをしていたし、今はまだ、ヴァレの後ろを走ってることが嬉しいです(笑)。」
【ホンダ選手は全員、他のホンダチームのデータを検証できるのでしょ…】
「ホンダ選手全員のデータを見ました。みんな、人間なんだなってことが分かりました。これと言ってもの凄いことをしているわけでもないのに、もの凄い走りをしてるんですよね。もちろん、才能なんだろうけど、今の僕にはできないようなことをしてるんです。あと、去年のここでのデータも見ました。」
【誰を模範にしている?】
「もちろん、ベストライダーですよ。ここに至るまでずっと、マルケスの操縦を学習してます。最速ですからね。それに、6回タイトル獲得ライダーから学べるんだから。やはり、彼が模範です。マシンの解釈も一番だし。でも、もちろん、他の選手にも強みはありますよ。」
(2018年01月29日『Gpone』記事参照)
モルビデッリ選手が2017年ライバルだったルーティ&アレックス・マルケス選手について語っている話は、無料閲覧『note』!!
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話す内容が率直で好印象
彼やミラーが速いと今期はかなり面白くなりそう
中上のライバルはやはり手強そうですね