『ロッシ：予想していたよりは良い…今のところは』
★ヴァレンティーノ・ロッシ（ヤマハファクトリー）が6月1日（金）、ムジェッロ戦FP1が8位、FP2が7位だった。なお、FP総合は7位である。
★ロッシ選手の今回の目標は「被害を最小限に食い止めること」だった。
★ロッシ選手のコメント。
「けっこうポジティブな1日でしたね。FP1もFP2も速く走れてたし。とりえず、トラックの最初の手応えは良かったです。マシンの乗り心地が良いんですよ。FP2でのペースなんか、けっこう速かったしね。ただ、これで充分ってわけじゃない。少なくとも、6〜7選手がそれぞれのマシンで似たようなペースを刻んでるから。とにかく、速い選手の中に混じっていられるってのはポジティブなことですよ。」
【どの辺を改良すべき？】
「加速でのスピンが酷いんです。何周回か走っただけで苦しくなってしまう。タイヤをもっと上手く機能させないとね。タイヤ選択が鍵になるでしょう。フロントもリアも、選択肢がいくつかあるから。マシンにもライディングスタイルにも合ったものを選ばなければね。」
【FP順位では7位にしか就けなかったが…】
「新タイヤを履いた時、ちょっと渋滞に巻き込まれて…しかも、少しミスってしまったんですよ。もう少し上に就けてたはずなんですけどねぇ。まぁ、たいしたことじゃないから。とにかく、重要なのは適切なタイヤを選べるかどうか…FP3でトップ10内に入って、予選2に直行できるかどうかの方だから。1〜2列目を獲得できるかなんですよねぇ。」
【今のところ、予想してたよりは上手く行ってる？】
「まさにそんな感じですね。ここでテストした時の方が苦戦してました。ただ、あの時はコンディションがいまいちで、今日みたいな感じではなかったから。でも、プラスアルファの何かが必要ですね。あまり暑くならなければ良いんですけどねぇ。今日みたいな感じだと完璧なんですよ。」
【ミケーレ・ピッロが転倒していたが…】
「最初に出てきてた映像を見た時はけっこう恐怖を感じて…大丈夫だろうかって思ってました。今シーズンの開催サーキットの中でも、1、2を争う危険ポイントなんですよ。おそらく、陥没の上に乗るとマシンが動いてしまうんじゃないのかなぁ。さぁ、ブレーキングだぞって時に、きちんと機能してなかったから。
あの瞬間、恐怖を感じてしまったんじゃないんでしょうかねぇ。ブレーキをかけすぎて、宙に放り出されてしまったのでしょう。
印象としては、そんな感じでした。ただ、僕は映像をさっと見ただけだから。」
【あそこの地点は、けっく危険なの？】
「どうですかねぇ。話し合ってみる必要があるでしょう。どうすれば良いものやら。まぁ、あの辺の路面をちょっとならすべきなんだろうけど、ただ、どうやればいいのか…上手く行くかどうかは分かりませんけどね。」
（2018年06月01日『Moto.it』記事参照）
ドヴィ選手が初自叙伝で、「ロッシがなぜあんなに人目を引くのか？なぜロッシは10位でゴールしても、優勝ライダーより話題にされるのか？」について書いております。詳しくは無料閲覧『note』で！！
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