MotoGP

ロッシ『戦闘力は高いが、それだけでは足りない』2018バルセロナGP

『ロッシ:戦闘力は高いが、それだけでは足りない』

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★ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハファクトリー)が6月15日、バルセロナ戦FP1で首位、FP2で11位だった。

★FP総合は5位なため、FP2ではレースに向けての作業に集中した模様。

★ロッシ選手のコメント。

「FP1首位で今日は良いスタートが切れました。全然たいしたことないけど、それでも、いつだって感触は良いもんだから。
FP2では特にタイヤ面の作業に集中してました。ここは適切なチョイスができるかどうかが重要だから。レースに向けてコンパウンドは3種類のオプションがあるし、フロントに関してはもう1種類多いですからね。
状況をしっかり把握するため、もう少し走り込んだ方が良いでしょう。ただ、フィーリングは良いですよ。
(FP総合で)5位なんで悪くないでしょ。ペースもそこそこだし。ただ、いつも通り、メーカーの違うライダーが大勢拮抗してるんですよねぇ。
FP1は路面がちょっと汚れてるようだったけど、FP2では確実に良くなってました。でも、気温が上がったんで何かと厄介になってしまって。さいわい、多少曇りがちでしたけどね。そうじゃなかったら、もっと厄介だったでしょう。
とにかく、ここを走るのは好きなんですよ。良いトラックだし、新アスファルトのおかげで陥没も少ないし。とにかく、上手いこと作業していかないと。」

【なにが問題なの?】
「低速コーナーで苦戦してるんです。車台のバランスを適切なものにして、タイヤをもっと上手く機能させていかないと。」

【ロッシ選手が使っていたマッドガードはタイヤを冷やすのに役立つの?】
「ええ、なんでも試してみるつもりなんですよ。ただ、正直に言えば、走っていて、あまり違いは感じないんですけどね。」

【昔よりもタイヤが鍵になってきている?】
「僕は、昔より重要になってると思います。ブリヂストン時代、タイヤは2種類だけで…通常、1種類の方はイマイチだったんですよ。だから、結局、全員が同じタイヤを使ってたんです。
ミシュランになってからは選択肢が増え、レース用に3種類の中から選ぶことができるんです。どれも長所短所があってね。マシンやライディングスタイル、セッティング、ライダーのフィリングや…早々にプッシュしてからコントロールして行きたいのか、もしくはその反対なのかに依って、どのタイヤにするか決まるんです。つまり、色々な要素が絡んでくるわけですよ。まぁ、だからこそ、昔より重要になってるって言うんですけどね。」

【ロレンソ選手もタイトル争いに加わってくると思う?】
「思わなかったら馬鹿でしょう。マルケスは多少優位に立っているが、他の選手は皆、かなり拮抗してるんだし。
(ロレンソは)ムジェッロで実に優秀だったし、あれで持ち直した可能性もあるでしょ。今回だって、もう少し前進するだろうしね。」

(2018年06月15日『Moto.it』記事参照)


ムジェッロでは石橋を叩いて渡るほど慎重なタイヤ選択をしたら、苦戦してしまったロッシ選手…
詳しくは、こちらでどうぞ。

2018ムジェッロGPまとめその2 ヤマハ&スズキ、ホンダ契約まとめ[2018年6月14日 発行 Vol. 191

●ヴァレンティーノ・ロッシ
・ご長寿PP獲得2位
・石橋を叩いて渡るタイヤ選択で苦戦
・フルサワ時代のような大改革が必要
・ヤマハは何をしなければならないのか?
・マルケス&ロレンソについて

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