『ペルナット裏話:アプリリアはロッシと契約したくなかった』
★伊モトGP界ご意見番ことカルロ・ペルナット氏が今年5月末、『Belin, che paddock(なんてこったい、パドックときたら)』を出版した。
★ペルナット氏はこれまで個人マネージャーとしてカピロッシ、ロッシ、シモンチェッリらを担当し、現在はアルボリーノおよびバスティアニーニを担当しつつイアンノーネの相談役を務めている。
★同書では、ヴァレンティーノ・ロッシの125ccデビューについて次のように綴られている。
《アプリリアの幹部らは、ヴァレ(ロッシ)のことを欲しがってなかったんですよ。
勝てるライダーだとは思ってなかったようだったんで、こっちはなんとしてでも3年契約に持って行かなければならなくってねぇ。
(※当時、ペルナット氏はロッシ選手のマネージメントを行っていた)
ところがフタを開けたら、ああでしょ。
しかし、私ときたらミスを犯してしまってねぇ。
ローリス・カピロッシの時にもやってしまったんだが…モトGPなしで、SBKオプションが付くって契約をしてしまったんですよ。
ヴァレが怒りまくってねぇ…なんとか、その辺を破棄できてたんで、私も安堵のため息をもらしたわけですよ。》
★最近、マネージメントを引き受けたトニー・アルボリーノについては、次のように綴られている。
《マネージャーになって欲しいと言われた時、きちんと言っといたんですよ…
『私も、もうこんな年だから、もしかしたら、いつ何時、マネージャーなしの孤児状態になってしまうかもしれないんだよ』とね。》
(参照サイト google 翻訳:『Sportfair』)
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ロッシじゃなくても、マルケスでもリンスでも中上でも良いんだけど、やっぱり後ろからバンバン抜いて行くレースの方がスター性もあるし面白い。それが今ないのはミシュランのせいなのかもしれないけど、先行逃げ切りは記憶より記録寄りであって、個人的には好みではない。2015年の最後のロッシの最後尾スタートのやつは、忖度アリアリだったけど、観ていて面白かったなぁ…。