『2019 もてぎ モト3 決勝トピックス』
★10月20日(日)、もてぎ戦 モト3クラスの決勝が行われた。
★総合順位は以下のとおり。
首位ダッラ・ポルタ(229ポイント)、2位カネ(182ポイント)、3位アルボリーノ(161ポイント)、4位ラミーレス(144ポイント)、5位マクフィ(136ポイント)、6位アントネッリ(122ポイント)。
★首位ロレンツォ・ダッラ・ポルタ(ホンダ、レオパード、総合首位)。今季2勝目。2週間前に亡くなった祖母に捧ぐ(※ゼッケン48は祖母が生まれた年)。午前ウォームアップは電気系トラブルによりボックス待機。次のフィリップアイランド戦がタイトル獲得の初マッチポイントとなる(カネ選手より4ポイント多く獲得すれば決定)。
ダッラ・ポルタ選手のコメント。
「今日は天国にでもいるような気分です。ライバル陣が転倒したからではなく、僕自身のレースが完璧だったものですから。ウォームアップは問題が起きてしまったけど、とにかく優勝できました。上手くカネやスズキのことも抜けたし、今日の勝利はこの間亡くなった祖母に捧げます。」
チームメイトのマルコス・ラミレスは8位。
★2位アルベルト・アレーナス(KTM、アンヘル・ニエト)。2020年も同チームよりモト3参戦。
アレーナス選手のコメント。
「今回のレースは満足です。優勝したかったけど、今日はこれで良いです。残念ながら、マシンは乗り心地最高ってわけじゃなかったから。」
チームメイトのラウル・フェルナンデスは19位。
★3位チェレスティーノ・ヴィエッティ(KTM、VR46、ルーキー)。9位スタートから追い上げ。昨年の茂木GPでの代役参戦が世界選手権デビュー。
ヴィエッティ選手のコメント。
「最終ラップは物凄かったです。ラップ序盤は表彰台なんて無理だろうって思ってたけど、最終セクターで物凄い走りができてスズキを抜けました。」
チームメイトのデニス・フォッジャは23位。
★4位タツキ・スズキ(ホンダ、SIC58)。
チームメイトのニッコロー・アントネッリは12位(VR46ライダーズアカデミー)。PPスタート。ミザノ転倒で手首骨折、9月17日に手術。久しぶりに復帰。
★5位セルジオ・ガルシア(ホンダ、エストレージャ・ガリシア、ルーキー)。
チームメイトのアロンソ・ロペスは9位。
ワイルドカードのリュウセイ・ヤマナカは15位。
★6位ジョン・マクフィ(ホンダ、ペトロナス・スプリンタ)。
チームメイトのアユム・ササキは13位。
★7位ジャウメ・マシア(KTM、Mugen Race、VR46ライダーズアカデミー)。久しぶりに復帰(アラゴン決勝戦で右腕橈骨負傷、9月23日に手術)。
チームメイトのアンドレア・ミーニョは10位。スタートグリッド6順位降格の21位から追い上げた(ブリーラム決勝戦でオグラ選手を転倒させたペナルティ)。
★11位マカール・ユルチェンコ(KTM、BOE Skull Rider Mugen Race)。
チームメイトのカズキ・マサキは20位。
★14位アイ・オグラ(ホンダ、ホンダチーム・アジア、ルーキー)。
チームメイトのカイト・トバは17位。
★16位ステファノ・ネパ(KTM、Reale Avintia Arizona 77)。来季に向け、シート就活中。
★18位ジャン・オンジュー(KTM、KTMアジョ、ルーキー)。ミザノで左鎖骨骨折。久しぶりに復帰。
★21位リカルド・ロッシ(ホンダ、グレジーニ)。
チームメイトのガブリエレ・ロドリーゴは第1ラップでコンフェイル選手と接触しリタイヤ。ブリーラムは日曜WUPに転倒して右足中足骨を骨折、レース棄権。
★アロン・カネは第14ラップの第9コーナーで6位走行中に転倒リタイヤ(KTM、マックス・レーシング)。マックス・ビアッジチーム。
★トニー・アルボリーノは第5コーナーで転倒リタイヤ(ホンダ、スナイパーズ)。ケガはなし。グリッド27位スタートから8位まで追い上げていた。ブリーラム決勝戦では右手の手根管に問題が出ていた。
チームメイトのロマーノ・フェナーティも転倒リタイヤ。
★ダリン・ビンダーも転倒リタイヤ。
『2019 もてぎ モト3 決勝リザルト』
『2019 もてぎ モト3 総合リザルト』
(参照TV放送 『Sky Sport MotoGP HD』)
最後は展開のあやで表彰台を逃したけどタツキくん、見応えのあるレースありがとう。
ホールショットからレースの大半を支配してましたが、moto3で逃げ切りは難しいですね。