『クラッチロー:テスト2位はあまり意味なし、去年のバニャイア然り』
★2月9日のセパンテスト最終日、カル・クラッチロー(ホンダLCR)が2位(+0.082)だった。
★3日間総合順位も2位。
★クラッチロー選手のコメント。
「今回のセパンテストではチームと一緒に物凄い作業ができましたよ。けっこう重要な計画を立ててたんだけど、最終的に皆とけっこう頑張りましたよ。
いつものことだけど、セパンのトラックコンディションってのは単純じゃないから。とにかく暑いし、特殊な天候なんでね。」
【最終日は2位となったが…】
「タイムを出すのと表彰台に上がるのは大違いで…今日、3位内に接近していたライダーって何人かいたようだけど、だからって、彼らがシーズン中にそう言う結果を出せるとも限らないんすよね。
去年、バニャイアなんかテストでは最速だったのに、8位以内に入るのも苦労してたでしょ。
セパンで1周タイムを出せるかどうかは重要だけど、ただ、それほど意味はないんすよね。状況はカタールに行って、初めてはっきり見えてくるわけだから。
セパンはコンディションが違うし、カタールの方がトラックレイアウトもバランスが良いんでね…高速区間も低速区間も揃ってるし。あと、コーナーも色々だしね。
自分としては、どうすれば上位争いができるかは分かってるんだけど、ただ、今のホンダ機だと厄介なんすよねぇ。」
【どの辺が厄介なの?】
「タイヤがね…間違いなく、検証すべき点の1つでしょ。マシンの荷重バランスに手を入れなければならないんだから。
あと、エンジンとフレームかな。自分としては、ホンダ機って言うのは加速と直線コースでの戦闘力はかなりのもんだと思うけど、コーナー進入時の問題点はそのままなんすよ。その点に関しては、2019年版よりも悪くなったって感じでね。
だから、電制システムに焦点を当てて、できるだけ早く、フロントに関する解決策を探り出せるよう集中していかないと。」
【2020年版マシンに満足していない?】
「ホンダ内でも周知のように、違いを生み出しているのはライダーなわけだから。今までも、そして、今後もずっとね。まぁ、だからこそ、好リザルトが出たら満足感も大きいわけで。
自分としては、今まで通り、自信を持ってやっていきたいっすけどね。このマシンでまだまだ速く走れるんだって自覚しながらね。
今回のセパンテストはキツかったし、多分、帰りの飛行機から降りるのだって一苦労だろうけど、でも、伸びていける、改善していけるって分かってるから。
今も言った通り、まだまだ強い走りで戦っていけるような速さはあるんだから。」
Crutchlow: “Essere secondi ai test significa poco, guardate Bagnaia”: “Lo scorso anno Pecco è stato veloce a Sepang, ma poi ha faticato a rimanere nei primi otto. La Honda? Appena atterro dovranno tirarmi giù dall'aereo" https://t.co/ouKoNFE0w5 pic.twitter.com/k2xs5OSfKz
— gpone.com (@gponedotcom) February 10, 2020
(参照サイト google 翻訳:『Gpone』)
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でも期待しちゃいます、カル様。
彼も晩年にかかりながら闘志むき出しで取り組んでいるライダーです。テスト任務を背負いながら好タイムはポテンシャルの表れですね。
ドクターの次に応援してます。