『エルナンデス:マルケスにとって優勝以外は最悪リザルト』
★マルク・マルケスのチーフメカニックを務めるサンティ・エルナンデス氏が、最近、次のように話した。
【いよいよ、モトGPが開幕するようだが…】
「マルクのようなライダーならば…それか、例えば、サッカーチームでプレイしてたりしていたら、チャンピオンシップで勝つこと以外は何にも価値はないって気持ちになると思うんですよ。それ以下は、どんなリザルトでも最悪だってね。
だから、うちにとっては、全12戦だろうが20戦だろうが関係ありません。結局のところ、うちの目標はマルクのようなライダーでもって、タイトルを獲得することなんですから。これまでのように、数多の記録を打ち破りつつね。マルクにとって重要なのは勝利のみだし、その点に変わりはありません。」
【他のライダーらは、打倒マルケスを目標に挑んでくるが…】
「皆、プレッシャーは抱えているものだし、マルクは特にそうですね。なんと言っても、現チャンピオンなんだから。皆、負かしてやろうと思っているのだし、去年、実際に負かしたことがある者は、今年もやってやるって思ってるでしょ。
とにかく、うちの目標はこれまで通りです…勝利を目指してトラックに降りて行きますよ。」
【しかし、マルケス選手はリスクを負いすぎるとも言われているが…】
「ここ何年間か、見ていて分かる通り、マルクはすっかり大人になって、特に自分のミスから学んできてるんですよ。
僕は日頃から、マルクは過ちから学べるタイプのライダーだと言ってるんですが、なおかつ、最も重要なのは生まれ持ったDNAを失わないでいられると言う点なんですよ。マルクはあの通りの人間で、だからこそ、今いる高さに到達できたんです。DNAの中に野心が刻まれてるんですね。常に100%の力を尽くし…いや、200%の力でしょう。あのメンタリティは変えるべきはないと思いますよ。」
【そして、DNAだけで動いているわけではない…】
「これまでの何年間かもそうだったが、どれだけ安定しているかが一番重要ですからね。毎レースでポイントを獲得すること。今年のようにレース数が少なければ、特にそうでしょ。
ペナルティや転倒なんかで0ポイントレースをやってしまうと、追い上げて行くのが厄介でしょうからね。」
【冬季テストでホンダ機は不調そうだったものの、カタールテストで改善の糸口を見つけたようだったが…】
「うちにとって最初の1〜2戦は、一種のテスト状態になるでしょうね。ベストなものを検討していかないと。始めるにあたって、何がベストなベースか…特に、カタールテスト最終日で試して上手くいった物を確認しなければね。
エンジンブレーキやブレーキング、グリップ、フロントへの信頼感について少し心配しているんです。冬季テストでは、その辺で苦戦していたもんですから。」
Hernandez: "Per Marquez conta solo vincere, il resto è un disastro": Il capotecnico di Marc: "l'ambizione è nel suo DNA e non deve mai cambiare. Le prime due gare per noi saranno una sorta di test" https://t.co/SfDE1GjiE9 pic.twitter.com/qhj5F5WzMg
— gpone.com (@gponedotcom) May 26, 2020
(参照サイト google 翻訳:『Gpone』)
メランドリが語る、なぜバウティスタはホンダへ行ったのか?って話は有料『note』で!!