『ミール:トラクションコントロールが使えなくなってしまい…』
★11月22日(日)、ポルトガルGP決勝戦でジョアン・ミール(スズキファクトリー)が技術トラブルでリタイヤとなった。
★グリッド20位スタートだった。
★ミール選手は前戦で既にモトGPタイトルを獲得している。
★スズキはコンストラクターズ部門でのタイトル獲得は叶わなかった(※ドゥカティが獲得)。
★ミール選手のコメント。
【技術トラブルでピットボックスに戻っていたが…】
「今日はツイてない日だったようで…。序盤ラップは好調だったんです。多分、全身にアドレナリンが巡ってたおかげですね。ところが、スタート直後にバニャイアやザルコと接触し、その時、既に電制システムが全体的にイカれてしまっていたようで…。
しかも、この件については、バニャイアに謝らなければならなくって…。バニャイア相手に、けっこうアグレッシブな操縦をしてしまったんです。時々、こう言う操縦は駄目だって自分でも思ってるのに、今日はちょっとやってしまって…申し訳ないです。
もうトラクションコントロールが効かず、危険なことになりかねず…タイヤがタレてきたら、もっと酷いことになっていたかしれず…それでリタイヤしました。
こう言うシーズンの締めくくりを、こんな風にしてしまうなんて残念です。」
【こうした問題がなければ何位ぐらいになれていたと思う?】
「何位でしょうねぇ…スタートは良かったんですが、すぐにこう言う問題が起きてしまったので。なぜ、(電制システムが)止まってしまったのかが分からないんですよ。
おそらく、ザルコかバニャイアと接触した時に何か起きてしまったのだろうけど…でも、昨日の問題とも違うんですよ。」
Joan Mir: "Ero senza controllo di trazione, stava diventando pericoloso": "Ho perso l'elettronica per via di un contatto con Bagnaia, devo scusarmi con Pecco, sono stato troppo aggressivo". Rins: ""Potrei operarmi. Passerò da Barcellona per degli esami… https://t.co/h8L4H8EXtf pic.twitter.com/6q6xIDR6No
— gpone.com (@gponedotcom) November 22, 2020
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Twitter)
ミール選手が「レース優勝できずにいた時、実は辛かった…」って言った話は、note『バレンシアGPまとめ』でどうぞ!
ジョアンは好感の持てる青年ですねぇ
2013年アラゴンのペドロサを思い出しますね 電制が耐衝撃に対応できるようよりアップデートを期待します
瓢箪から駒ですね。
1秒圏内に15名以上もひしめくようになった背景には電子制御によるサポートが大きく寄与しているという事です。
技術の進化として拍手は出来ますがライダーの技能の真価が比較出来ない状況は素直に賞賛出来ない自分がいます。
制御技術が突き詰められた時には乗り手が寄与する事がないマシン性能の競い合いというつまらないコンテンツになるのでしょうか?
出たよ、懐古主義。
つまらないなら観なきゃいいし、現代の選手に対して失礼じゃね?
別に現代の選手をバカにしている発言ではないでしょ。
確かに昔は1秒の中に10数名がひしめくなんて無かったので電子制御の影響が大きいんでしょう。
ハイサイドが激減したので安全面では貢献してますがアクセルコントロールの上手い下手とかが判りにくくなっちゃってますよね。
ストーナーがレプソルホンダにいるときフリープラクティスかなんかでペドロサと並んで走ってるときに両方の情報が並べて表示されててストーナーがジワーッと開けてるところをペドロサが一気に全開してたのを見て電制ってすげぇって思ったのを覚えてます。電制がまた自由化したら面白くなりそうだけど金のあるチームの勝ちになっちゃうし難しいですよね。
マルケスが接触、直後に転倒でしたっけ。
ストーナーが300psくらいで、
電制はない方が良いってずいぶん前に言ってたけど、
そんなレースも見てみたいです。
F1では無くなって面白さが戻った記憶がありますし、ハイサイドは普通に今でも見るし、
2st500ccには無かったので・・。危ないかな・・。
現代の選手をバカにしている発言なんて誰も言ってませんから
時代の変化に着いて行けない懐古厨が昔は良かった的な発言してるだけならまだしも、やれ乗り手が寄与する事がないマシン性能の競い合いだの、つまらないコンテンツだのと現代の選手達へのリスペクトが無い発言してるから失礼だと言っただけですが
そもそも昔の暴れ狂うマシンを制御するのに苦労するよりも
レース自体、操舵自体の競い合いは激しくなってますので…
ワークスマシンだけサテライトより圧倒的に速い時代のほうがよっぽど上位陣がポイントも荒稼ぎできちゃいます
そういうわけで各社の最新ワークス仕様のマシンがひしめく中で重要なのはミスをしないことですよね
以前よりも同メーカーのサテライト含めたライダーのほうがライバルというか
完全なタラレバですけどヤマハの3人のライダーの勝ち星が分散されず偏ってたらチャンピオンはそっちでしたでしょうし
なにせ7勝してますから…
そんな状況なのに各々独走レースがあったりするのが近年の面白いところといいますか
予選も含めてトータルで見るとグッと面白く感じます
ひょっとするとスズキも他メーカーと違ってサテライトにワークスマシンを供給なんてことがないからポイントが分散せずに済んだのかもしれませんよね
今年のミルのコンスタント性もそうですし、ある意味そんな僅差のチャンピオンシップ時代を象徴するチャンピオンかもしれません
(去年のマルケスは豪腕でサテライトライダーへのポイント分散とかなかったわけですけど…)
行間を読んで頂けた皆さまにはありがとうございました。
初めてもてぎで鳥肌をたてて体感した4サイクル1000ccのエキゾーストノートに魅せられて観戦を続けてきたのですが今シーズンのあの事故を目の当たりにしてちょっと思う事が生まれました。周回レースというモータースポーツの醍醐味はタイヤと路面の摩擦力の限界を探りながらコーナーを駆け抜ける技能の競い合いだと思います。90年代後半に市販車両でさえ時速300kmを超え始め、空気抵抗に負けたタイヤが直線走行で空転する領域に入り不等爆発等のトラクション変動を取り込みながら今は350kmというこのクラスです。
スリップストリームに吸い込まれて制御出来なくなる様な速度域での競い合いが本当に必要なのだろうか?
不足するグリップを補う為の美観のないエアロパーツがライダーの安全性を脅かす凶器となる。
人間が制御出来る領域の中での技能の競い合いを見てみたい。
という懐古爺のたわごとでした。
>90年代後半に市販車両でさえ時速300kmを超え始め、空気抵抗に負けたタイヤが直線走行で空転する領域に入り不等爆発等のトラクション変動を取り込みながら今は350kmというこのクラスです。
>スリップストリームに吸い込まれて制御出来なくなる様な速度域での競い合いが本当に必要なのだろうか?
マルケスなんかも以前、最高峰クラスの最高速が上昇しても興行的には見栄えはあまり変わらず
ただライダー側のリスクが増えてくだけだよねとコメントしていた気がします
興行も踏まえてのトップライダーとしての意見として考えさせられるものがありました
確かに最高峰クラスのマシン性能は操舵の難度を別次元にするということも重要なんでしょうけど
今年は特にヤマハ勢がスリップストリームでの冷却不足由来フロントタイヤの内圧上昇で悲惨な目にあってましたよね
レースの見栄えとしても重要なスリップストリームがブレーキにもタイヤにも冷却との兼ね合いで限界に近づいてるではと
ミルも何度もスリップ使うと熱でタイヤが終わると言ってましたし
「今シーズンのあの事故」というのが個人的に(どれだ?)と分からないぐらい、ミラーも言ってましたがイカれたシーズンではあったと思います
そうゆうポエムは要りませんので
電子デバイスは否定するくせに制御不能を危惧する?支離滅裂で何が言いたいのか解らん。
人間が制御出来る領域の中での技能の競い合いを見てみたい?80〜90年代のGP500が制御しやすい代物だとでも思ってるのかな?
一昔前の500のレコードを地方選手権のST600が軽くクリアする時代ですよ?電子デバイスが一切付いてないミニバイクレースや入門カテだって毎年の様にラップタイムは向上してるんですよ。ライディング理論だって日々進化してるんですよ。
乗り手も造り手も血の滲む様な努力と知恵を絞り、勝ちを求めて切磋琢磨してる訳でしょ?それが最高峰クラスだろうが末端の草レースだろうが。
そんなモータースポーツの本質を真っ向から否定する意見をしたり顔でおセンチに語られても、言い方悪いけど虫唾が走るんですよ。