『ロッシ:コロナ感染で毒物扱いされてしまった…』
★ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハ・ペトロナスSRT)が2月8日付けのイタリア一般紙のインタビューで、次のように話した。
【コロナに感染してしまっていたが…】
「あらゆることを経験してますからねぇ…コロナウィルスまでやってしまいましたよ。最悪のタイミングで感染して、2戦欠場となり…陰性に戻るのにけっこう時間がかかってしまってねぇ。
具合の悪いのが治まった時は、やれやれって喜んで、ちょっとホッとしたんだけど、とにかく、この病気にかかると孤独なんですよ。誰も会いに来てくれず、毒物扱いされてしまって。
伝染病相手の仕事をしなければならない人達にとって、人生って言うのはキツいもんだと思います。いったい何がどうなってるのか、誰もきちんと分かってないってことが分かりましたね。」
【ワクチン接種については?】
「OKです。接種するつもりですよ。普通の生活に戻るには、もうそれしか道はないように思いますけどね。」
【今年はヤマハ・ペトロナスSRTチームからの参戦となるが…】
「今年もいつも通りのシーズンとはいかないんでしょうね。去年、無観客のレースに出ながら思ったもんですよ…『これにどんな意味があるんだ?自分はここで何をしてるんだ?』ってね。
今年はもう少し良くなってくれるとねぇ…同じトラックでの2連戦はもういいですよ。せめて、もっと本物に近い世界選手権になって欲しいもんです。」
【10回目タイトル獲得については?】
「僕は勝てると思ってるから、レースに出てるんです。ただ、執着はしてません。好結果を出せれば…表彰台に上がってメインライダーとなり、戦いに参加できれば満足ですよ。」
【優勝は2017年して以来、ご無沙汰だが…】
「優勝するって言うのは、本当に大変なことで…現在、選手のレベルが凄まじく高いですからね。
この数年、少なくとも3回チャンスはあったけど、あともうちょっとってところで逃してしまって…。転倒も多かったし、技術的に苦戦してしまってね。」
[ 第2編に続く ]
Valentino: «A 42 anni corro come prima e posso vincere. Ma ora seguo anche la politica» https://t.co/8Bf2FQICDC
— Corriere della Sera (@Corriere) February 8, 2021
(参照サイト:『Corriere della Sera』)
(Photo:Instagram)
ダッリーニャ氏は、結局、ドヴィ選手のことをどう思ってたのか?って話は、note『ドヴィツィオーゾ:ダッリーニャとの確執、ペトルッチと和解したのか?』でどうぞ!
技術もそうだけど肉体的にみ限界が来てます。
スポーツ選手で40代の人が活躍するのは難しいだろうな