『マルケス:ミールがチャンピオン候補、僕は戦いに加わっていない』
★2月22日、ホンダファクトリーが2021年のチームプレゼンテーションを行った。
★マルク・マルケスが囲み取材で次のように話した。
[ 中編はこちら ]
【この数カ月間、どんな風に過ごしていたの?】
「メンタル的には、やはりキツかったです。一番キツかったのは9月から10月で…腕の回復具合が悪く、中で動いてるような感じがあったもんですから。検査を受けても、いつも何も悪いところは出てこないし、医師は『様子を見ましょう』としか言わないし。そして、3回目の手術でしょ。あの時は10日間入院したんですが、その辺りから良くなってきたように感じました。
僕自身はずっと楽観的にかまえていたし、いつ復帰できるだろうってことばかり考えて、もしかしたらもう二度とレースに出られなくなるかもなんて考えもしなかったです。」
【オートバイに乗ってみた?】
「いいえ。チームの写真を撮った時、またがっただけです。レーシングスーツを着て走ってるのは、僕じゃないんで。医師から許可が降りたら、乗ってみますよ。とにかく、骨がきちんと癒着するかどうかが一番重要だから。その後は、リハビリをしなければならないし。7月以降、動かしていない筋肉もありますからね。復帰1戦目の時は、オフシーズン・テストみたいな感じでしょうね。
右腕の動きは元に戻ったんですが、腕力がまだなんですよ。(ダンベルトレーニングは)2〜3kgまでって、医師から言われているし。今は、まだ20%ぐらいの力しか出ないです。」
【復帰1戦目はどんな風になりそう?】
「たった1日で、元のマルク・マルケスに戻るのは無理でしょう。だから、第一目標は楽しむことにしてるんですけどね。速くなるのは、その次です。段階を追っていくことになるでしょう。」
【プレッシャーは感じる?】
「僕自身が自分にプレッシャーをかけますよ…きちんと目標を設定してね。ホンダやスポンサーの皆さんは僕のことを本当に配慮してくれていて、必要なだけ時間をかけて、しっかり回復するよう言ってくれてます。
僕はホンダと4年契約を結んでいるんで、目標はタイトルを4回取ることですね。もし今年が無理なら、残り3年で3回取ります。」
【ジョアン・ミールが『チャンピオン最有力候補は、やはりマルク・マルケスだ』と言っていたが…】
「嬉しいですね。でも、最有力候補は他の選手らでしょ。けっこう大勢浮かびますけど。もちろん、ジョアンもその1人ですよね。現在のチャンピオンで、今年は防衛戦になるわけだし。
今のところ、(タイトル争いに)僕は加わってないんで。僕の戦いは復帰することの方だから。」
[ 完 ]
Marquez: "tornerò a correre quando il mio braccio sopporterà una caduta": "Non ci sarò nei test, ma ho un controllo medico a metà marzo: il prossimo obiettivo è la gara in Qatar. Voglio divertimi e tornare me stesso, continuerò a rischiare" https://t.co/VPhMCkCH9o pic.twitter.com/znnYPiDJBn
— gpone.com (@gponedotcom) February 22, 2021
(参照サイト:『Gpone』)
マルケス選手のプレート破損には別の真実があり、チームがそれを隠蔽したのか?って話は、note『マルケス、プレート破損に疑惑勃発&レース欠場についてのお金の話』でどうぞ!
少し安心しましたね
まずメディアの前に出れることや、落ち着いて客観的な目線で語れること
3度目の手術する前に報道や否定でごちゃごちゃしてたのは進捗、その時の担当医が良くなかったのがコメントでわかるね
またレースに復帰するその時まで心待ちにして待ってるよ
このコメントでは担当医の良し悪しなんて分からないと思いますけどね。それに前の記事でマルクこう言ってますから。→「炎症がそれほど酷い状態ではなかったものだから、残念ながら検査で見つけられなかったんですよ。」
ヘレス出走の責任所在の方はマルク自身が決着付けてくれたんだから、もう誰かを悪くいうのはやめにしましょうよ。
今年は無理でも来年のレースにはチャンピオン候補として名前が上がってくるでしょう
それまでは無理をせずに回復に努めてくれ
君がいないmotoGPは少し物足りない感じがするよ
>医師は『様子を見ましょう』としか言わないし。そして、3回目の手術でしょ。
まぁ捉え方次第でしょう
そりゃあ直接的な批判はせんでしょ
ただ、上手くいってなかったのは事実
折れた腕で筋トレまでやってた本人の責任は大きいとは思いますが、まあそれは過ぎたこととして、バイクの責任について誰一人全く言及しないのが気になります。
ホンダのバイクはハイサイドしやすいとかそういう話だけではなくて、回転するタイヤがライダーに触れないようにカゴのようなものでカバーされてたらあんな骨折はなかったと断言できる事故ですよ。
ホンダとしてベストを尽くすなら安全性でもベストを尽くすべきだとおもいます。
今からでも遅くないから来季はカバーをつけるように関係者の方がみてたらしてほしい。
>カゴのようなものでカバー
タイヤガードみたいな?それでもぶつかったら相当な衝撃のような…
それに空力や重量の問題で多少でも遅くなるようだとやりたくないでしょうね
やるならF1のヘイローみたいにルールで決めて全チーム一斉にやった方がいいでしょう
2台が絡んで転倒することもあるので、ホンダだけだと中途半端じゃないかと
>それでもぶつかったら相当な衝撃
事故映像をみたらバイクと一緒に滑っているマルクの腕にタイヤが軽く当たった瞬間に体ごと吹っ飛んでいます。
なぜかといえば、タイヤが時速200kmで回転してたからですよ。
ぶつかったら結局一緒ではないんです、事故が起きても改善策が何も出てこないところを見てもバイク業界は遅れてるなと感じさせられます。
その原因は日本企業が多いからだとしたら残念な話です。
フロントタイヤ前端より前方のボディーワークってレギュ的に認められてるんですかね?そこがokだとしても接地点はカバーできないですし、結局は防ぎようが無い事故は起こると思います。あとタイヤも変えないとオーバーヒートでえらい事になりそう。
タイヤカバーつけようにも、どうせタイヤ設置面までカバーできないし、形状にもよるでしょうが異物が引っかかったり、巻き込んだりする危険がある。飛散するはずのタイヤカスが堆積したり、長時間スリップ付いた時と同様にタイヤに風が当たらず異常発熱なんかも考えられる。
バイクに轢かれた際の衝撃を減らすなら、余計なものつけるより、最低重量制限を緩和ないし撤廃すればいい。
motoGP機が重くなっている弊害は、ライダー、エンジニアも指摘していますしね。現状、日本機勢やドゥカティは最低重量に満たない車両にわざわざ鉛バラストを積んでいるし、KTMも20年型以降は積んでいると公言している。
従って、大半のメーカーは最低重量以下で設計しているにも関わらず、何故最低重量157kgに据え置かれているのか? その原因が技術水準の低い一部欧州メーカーに合わせたレギュレーションだからだとしたら残念な話です。