『バスティアニーニ&マリーニ、速い方にドゥカティが支援』
★『Avintia/Esponsorama』チームは2021年、エネア・バスティアニーニとルーカ・マリーニをモトGP昇格させる。
★両選手ともドゥカティのGP19機を使用する(※昨シーズン、ヨハン・ザルコが使用していたマシン)。
★なお、マリーニ選手のみ『SKY』の支援を受けるため、マシンのカラーリングも異なる。
★パブロ・ニエト氏(VR46チームマネージャー。2021年はマリーニ選手のアドバイザー役も担う)のコメント。
【ルーベン・チャウスがチームマネージャー役を担っているが…貴方は具体的にどう言う立ち位置になるの?】
「正直なところ、すべての事情をお話するのはまだちょっと難しいんですよ…関係者があまりにも多すぎるもんですから。
まぁ、うちは一種のスポンサー的な立ち位置になると言うか…ただ、『Avintia/Esponsorama』チームの皆さんとは良好関係だし、僕は毎回ピットボックス内に入るつもりです。あと、メカニックも何名か帯同するし。」
【ドゥカティ側の対応に、なにか違いはあるの?】
「速い方のライダーへの支援が、少し多くなるようです。まぁ、それがうちになるかどうは分かりませんけどね。」
【昨年のルーキーは開幕戦までに計15日間のテストを行っていたが、今年はコロナ禍のせいでカタールテストのみとなってしまい…】
「通常、モトGPでは複数のトラックでテストを行うもので…かなり重要なんですけどねぇ。
ルーカにとっては良いことではないでしょう…テストのため、カタールに3週間滞在するわけだし。他の選手らは全員、既に多くのテスト経験があるわけだから、開幕戦はキツいでしょうね。
そのうえ、ヨーロッパに戻ってきた時がまた問題で…カタール以外のトラックは全て、モトGPでは初乗りになるわけですからね。
とにかく、厳しいですよ…マルティンやバスティアニーニのように速いルーキーが他にもいるわけだから。でも、最善を尽くしますよ…ルーカなら出来るでしょう。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
ロッシ&マリーニ兄弟と母の関係は?って話は、note『ロッシ特集:兄弟インタビュー&母親インタビュー』でどうぞ!