『ロレンソ、カタールテスト評:ミラー開幕優勝候補、ミールはタイトル候補、モルビデッリ三味線』
★カタールサーキットで3月6〜7日、10〜12日の計5日間、モトGP公式テストが行われた。
★3月11日、ホルヘ・ロレンソが自身のツイッターに、各選手についての評価コメントを掲載した。
・ジャック・ミラー(ドゥカティファクトリー)
《以前からカタールはドゥカティ機の特性に向いたトラックだし、ミラーはペースも1周タイムも絶好調で、さらに有利になっていた。
今のところ、ドゥカティ勢トップであり、開幕戦の優勝候補の1人である。》
・ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)
《(前半)テストの最終日、1番多く1分55秒以下を出し、素晴らしいペースを見せていた。2020年版よりは2021年版の方が走りやすいようで、今回は1周タイムよりレースペースの方に集中していた。強い。》
・マーヴェリック・ヴィニャーレス(ヤマハファクトリー)
《昨日、クアルタラローに次いでペース面が良かった。今まで何度となく、マーヴェリックがテストで好結果を出しつつもレースでは期待以下だったのを見てきているが…
今回こそは好スタートを切り、落ち着いて自分のペースで走ってくれたらと願っている。》
・ポル・エスパルガロ(ホンダファクトリー)
《絶対に間違いなく、今回のテストで一番のサプライズだった。ポルは今までずっと豊かな才能を見せてきたアグレッシブなライダーだが、正直なところ、あのマシンの初乗りでホンダ勢トップになるとは思っていなかった。上手い!》
・ジョアン・ミール(スズキファクトリー)
《チャンピオンライダーなわけだから、今年もタイトル獲得の最有力候補だと思う。とは言え、カタール戦での優勝候補と言う意味ではない。
多分、このトラックの特性と長い直線コースがスズキ機に、そして、ミールにも向かないのだろう…。だが、表彰台争いはしてくれると思う。》
・アレックス・リンス(スズキファクトリー)
《ペースとスピードはチームメイトのミールと酷似しており、2人とも9周回を1分55秒以下で走っている。今年はライバル意識をかなり見せて、どちらがチームを牛耳るのか分かるだろう。》
・ミゲル・オリヴェイラ(KTMファクトリー)
《KTM勢にはけっこう期待していたのだが、多分、カタールにはいまいちなマシンなんだろう。とにかく、ミゲルは昨シーズン最終戦に見せていた通り、KTM勢の最強ライダーだ。》
・ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハ・ペトロナスSRT)
《おそらく、ヴァレンティーノにとっては理想的なテストではなかっただろうが、ただ、彼はライダーであり、そして、まだテストは2日間残ってるわけだから、開幕までに(トップ陣に)迫っていける。》
・ホルヘ・マルティン(ドゥカティ・プラマック)
《モトGP機の初乗りは本当に大変で…ドゥカティ機のように、パワフルでアグレッシブなマシンの場合は特に大変なのだ。
初日は首位と1.4秒差で、2日目は1.7秒差だったが、多分、タイムアタックの際にあのタイヤのポテンシャルを使いこなせるような経験がまだないからではないか。》
・総評
ベストペース:クアルタラロー
サプライズ:ポル・エスパルガロ
がっかり:KTM
三味線:モルビデッリ
最強チーム:ドゥカティとヤマハ
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日本語ではわざと惚けた事言ったりはぐらかすような発言すると三味線弾いてるって言うけどイタリア語でもそう言う表現が有るんですね
結構面白いなぁ
実は、イタリア語の場合はもっとダイレクトで、『nascondersi(隠れている)』を使います。
ふむふむ、的確な評価だしライダーへの期待感や気遣いもあって良いですね
ロレンソには解説?評論?があってそう
できればレース後の総評も含めて今後も続けて欲しいな
なぜミラーの写真が逆になっているのか気になる。
ホルヘが載せた写真なのか分かりませんが、ミラーが逆なのは、ミラーだからっていう、シャレじゃないでしょうか?
見事にアレイシをスルーしてて草。過去の実績からみて期待値が高い訳ではないにせよ。
もし反転表現がホルヘの意図なら、こういった職業センス天才的かと。
ホンダについては呟いておられないですな