『ロッシ:バニャイアとばったり出会って、ラッキーだった!』
★3月27日、カタールGP予選で、ヴァレンティーノ・ロッシ(ヤマハ・ペトロナスSRT)が4位だった。プライベート選手トップである。
★ロッシ選手のコメント。
【バニャイア選手が記録的ラップを出していた際、ロッシ選手は上手くそのスリップストリームを活用し…】
「事前の打ち合わせとかは全然なかったんですよ。タイミング良く、居合わせたって感じで。
ペッコにお祝いを言わないと。凄まじかったですからね。新チームに入って、PPでスタートを切れるなんて最高だから。ドゥカティ機を上手く読み解いてると思いますよ…問題を巧みに避けつつ、マシンの特性をフル活用できるように、自分のライディングスタイルを変えられてるから。」
【ロッシ選手にとっても、ペトロナスでの初予選だったわけだが…】
「大満足でしたね。僕にとっても良いスタートになりました。2組目のタイヤは走り心地が良くって、ミスなしに上手く操縦でき、好タイムが出せました。まぁ、ファーストローには足りなかったけど。
テストはいまいちだったけど、ここ数年、モトGPって言うのはセッションごとにガラリと変わってしまうから絶対に諦めてはいけないってことが分かったんですよ。
とにかく、レースでは前からのスタートが本当に重要ですからね。」
【表彰台は可能?】
「今の時点では何とも言えないですね。FP3とFP4では苦戦したけど、かなり走り込んだユーズドタイヤだったんで覚悟はしてたんですよ。マシンの調子がイマイチだったんで、改善しようとしてたってこともありますけどね。
今日、ペースの方はイマイチだったんで、また上げていくようにしつつ様子見ってとこですね。ミディアムタイヤも試してみたかったんで…もし暑くなるようなら、ソフトで完走するのは厳しいだろうから。
コンディションが良くなってくれると良いんですけどねぇ。僕ら選手もそうだけど、ファンの皆さんが無事開幕するだろうかって心配してるようだから。」
【ドゥカティ機の直線コースでの速度が驚異的で、ザルコ選手が時速362キロ超えしていたが…】
「まだまだ記録は伸びると思いますよ。ザルコとドゥカティ機のコンビは、その点に関しては凄まじいから、ムジェッロなんて絶対にもっと速いでしょうね。」
【危険だと思う?】
「まぁ、時速330キロ以上になったら危険なわけだから。ファンの皆さんが興奮する気持ちは分かるけど、でも、危険ですよ。
うちに関して言えば、直線コースで以前ほど不利ではなくなりましたね。ただ、ギャップは相変わらず大きいし、ヤマハ機で競り合いが難しいおもな理由はそこにあるわけだから。無理矢理にでもコーナーで抜かなければならないんですよ。でも、その後、直線コースで抜き返されてしまうけど。
モルビデッリはヤマハ機のことを上手く読み解いている1人で…とにかく、前からスタートして逃げ切って勝つようにするから。
今回のレースがどうなるかは分からないけど、僕としてはトップ5内でゴールできたら満足ですね。」
【VR46アカデミー代表としては、モルビデッリ&バニャイア選手についてはどう思う?】
「鼻が高いですよ。各メーカーがVR46アカデミーの業績を信頼してくれてるって言うのも嬉しいですね。うちのライダーが真面目で、生粋のプロフェッショナルだってことを分かってくれてるんで。
ドゥカティなんかバニャイアと、うちの弟にも信頼を寄せてくれて。まぁ、あとはそれぞれが違いを見せていってくれることでしょう。」
Rossi: "Fortunato a trovarmi dietro a Bagnaia, ha fatto paura": "Riesce ad aggirare i problemi della Ducati e sfruttarne le caratteristiche. Sarei contento di finire tra i primi 5. I 362 Km/h di Zarco? A quelle velocità è pericoloso" https://t.co/QsNxJzIrZZ pic.twitter.com/X9Oyb0s0zt
— gpone.com (@gponedotcom) March 27, 2021
(参照サイト:『Gpone』)
今年のロッシは強靭だ!って話は、note『2021カタールテストまとめ1:ヤマハ・スズキ・アプリリア』でどうぞ!
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決勝ではバニャイアとロッシとモルビデリのトップ争いが観たいな…
夜2時はちょっと無理だが