『ビニャーレス:マシンがポテンシャルは凄いから、然るべき操縦を身につければ良いだけ』
★9月12日、アラゴンGP決勝でマーヴェリック・ヴィニャーレス(アプリリアファクトリー)が、グリッド19位スタートから18位(+27.128)でゴールした。
★ヴィニャーレス選手は今回がアプリリア機での初参戦であり、事前テストもミザノでの2日間だけだった。
★チームメイトのアレイシ・エスパルガロはグリッド6位スタートから4位(+9.269)でゴールした。ヴィニャーレス選手とのギャップは17.859秒だった。
★ヴィニャーレス選手のコメント。
「僕にとってはポジティブなレースでした…マシンのことが、けっこう色々と分かってきたんで。特に、このマシンの場合、僕はどの辺りを改善させればいいかが分かったんで。
さいわい、もっと速くなるにはどうすれば良いのかが、けっこう明確なんですよ。おかげで、短期間で一歩前進できそうです。」
【やはり、ブレーキングが問題なの?】
「コーナー進入については、そうですね。以前のブレーキングとは、完全に違うやり方をしなければならないんですよ。まだ、信頼感がイマイチで…でも、いずれきちんとできますよ。
トラクションの感じが良く、レースの間ずっとタイヤが安定してたんで、今回のレースではポジティブ面が色々とありました。まぁ、レース自体はパーフェクトではなかったけど。
とにかく、今はどの辺を合わせていけばいいかが完全に分かったし、上手く慣れていけるようアプリリアのスタッフ陣がサポートもしてくれてるんで。」
【以前は勝利マシンに乗っていたわけだが…今回のレースでは、どんな風にアプローチを変えたの?】
「やはり、今は『コンフォートゾーン』には居られないわけで…。これは挑戦ですからね…大きな大きな挑戦なんです。
もちろん、リザルトは重要だけど、とにかく、今は状況が違うから。そりゃあ、1戦目からトップを走れた嬉しいけど、やはり、そうするためには努力していかないと。大きく前進できる瞬間は、いずれやって来ると思ってますから。」
【ヤマハ時代はモト2レースで路面グリップが変わってしまうことにより、タイヤのグリップが落ちて苦戦していたが…】
「今回、僕はFP4と同じペースで走れてたんですよ。周回ごとにグリップが落ちていく感じもなかったし、その辺は本当にポジティブですね。
レース序盤でマシンのポテンシャルが最高だって思えたんですが、あまり調子に乗らないようにしたんです…前にライダーが大勢いたし、このマシンでどう言うことができるのか自信がなかったんで。
レース中盤になったら手応えも上がってきて、けっこう良い操縦ができたし、終盤は好ペースで走ることができました。今はデータも増えたんで、それを元に作業していけます。ただ、1回セッションが45分だと短くって。大変ですよね…ツーリングするのとはわけが違うんだから。でも、一歩一歩、トップに向かって行ける自信はあります。とにかく、今日は1戦目だから。」
【アプリリア機でどこまで行けるか、ヴィニャーレス選手の中でははっきりしている?】
「それを言えるほど、このマシンのことを知り尽くしてないんで…。とにかく、トラックに出たらどうなるかだけを考えてました。でも、今回のレースは、全体的にネガティブではなかったですよ。
もう少し前からスタートできたら、リザルトも変わったのだろうけど。とにかく、今回のレースは各周回での情報を収集するのに役立ったし、これを元にもっと良い手応えでプッシュしていけるよう頑張ります。
すべては信頼感の問題だから。マシンのポテンシャルは物凄いのだから、僕が然るべき操縦法を身につければ良いだけなんですよ。慣れるのは容易じゃないけど、多分、ミザノ戦ではもう少し変わってくると思いますよ。」
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— gpone.com (@gponedotcom) September 12, 2021
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
ヴィニャーレスがアプリリアで活躍できる理由については、『2021イギリスGPまとめ』でどうぞ!
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はいはい(・∀・)
ロレンソもDUCATIに合わせるのは苦労していたけど
ついにはライティングまで変えてマルケスやドヴィ相手に優勝をもぎ取れた
ヴィニャにも期待してるよ
タラレバだけど、2年前のMM93なら今のアプリリア機で1戦目から優勝争いしてたと思うよ。
「青木宣篤氏が言うようなMM93でも出来ないスライド走法」がシーズン数回しか出来ないようじゃGPライダーとして話にならない。
今は公的にはコメントも出さなきゃいけないだろうけど、何を言っても結果が出てない発言は、あ~はいはいってなっちゃいますよね~
こんな状態が続いたとしたら、メンタル弱のビニャはどうなのんかな・・・
全然関係ないけどベンスピーズをちょっと思い出しました。
才能あるライダーがいつの間にかいなくなってる情景が・・・
とりあえずはサヴァドーリよりは上の順位にいかないとね
じゃないと彼が報われない
ビニャーレスのコメントはスルーして・・・
今年のA・エスパルガロ+アプリリアは凄いよね。
どこのサーキット行ってもFP1から6~10位に居るし。
予選もQ1に出たの2回しかないし。
どのメーカーよりもオールマイティーなマシンなのかもしれない。
期待したい反面もう心の中でこの人に対して諦めてる自分がおる
ほんと「はいはい」って言いたくなるよ
ビニャ移籍前にアレイシが言ってたアプリリアはCRTヤマハに似てる、ってのは感覚論だった訳だ。
やはりビニャがV型なりの操舵を出来ないと評価出来ない訳で残り数レースは言ってるように良い学習期間となるんだろうな。
また、ゴネるな
アプリリアは来年から本社チームのワークスチームになるというので予算も上がって本気度が増すでしょうね。
>マシンのポテンシャルは物凄いのだから、僕が然るべき操縦法を身につければ良いだけなんですよ。
↑ヤマハでもこう考えられてればもうちょいましな結果が出せたんじゃないかと思ってしまうよな~。昨年はフランコが総合2位で、今年はファビオが首位快走中。ポテンシャル低くはないと思うよ~。。。