『ギュントーリ:スズキ機の長所は…短所がないところ!』
★2020年、スズキファクトリーはジョアン・ミール(24才)がモトGPタイトルを獲得し、2021年にはタイトル防衛戦に挑んだものの1勝もあげることができず、表彰台6回(2位2回、3位4回)を獲得し、総合3位でシーズンを終えた。
★2021年シーズンのスズキ機は、他メーカーと同ペースでマシン開発を進めることができなかったと言われている。
★最近、スズキのモトGPテストライダーを務めるシルヴァン・ギュントーリ(39才、2014年SBK総合優勝)が、『Paddock-GP』のインタビューで次のように話した。
【スズキはタイトル防衛とはならず…】
「(ヤマハの)ファビオ・クアルタラローが、良いシーズンを送っていたと言うのもありますよね…あれならタイトルを取って当然ですよ。本当に素晴らしいシーズンを送っていたのだから。」
【他メーカーと比べると、スズキはリア・ホールショットデバイスの投入にかなり時間がかかり、そのせいで予選では上位を獲得できずにいたようだが…】
「実は、今シーズン終盤に使っていたものを、現在、さらに開発している最中なんですよ。来年のセパンテストに向け、手を入れる箇所があるものですから。
現在、進化中と言うことで…遅れを取り戻そうと頑張っているところです。このデバイスでもって、まだまだパフォーマンスを上げていけますからね。
来年に向けてエンジンは新しくなり、ちょっと良くなっているんで…とにかく、上手く機能していますよ。」
【スズキ機はバランスの取れたマシンであり、大きな長所もないが、これと言った短所もないと言われているが…】
「スズキ機の長所は、短所がないってところですから!それって、けっこうな長所ですよ(笑)。
かなりバランスの良いマシンだし、全体的に各サーキットで上手く動いてくれますね。タイヤのバランスも最高なんですが、そのタイヤに上手く合うんですよ。
そして、うちは、同じ並列4気筒エンジンを使っているヤマハより速いですからね。まぁ、V4エンジンには劣るけど…それは仕方がないことだから。並列4気筒にはメリット/デメリットがありますからね。
だからこそ、作業を進めている最中なんです。」
(参照サイト:『Tuttomotoriweb』)
(Photo:Instagram)
ミールとリンスは何が違ったのか?って話は、『2021ヴァレンシアGPまとめ』でどうぞ!
遊びでいいからクアルタラロにスズキ機乗って感想聞きたい
これぞ消去法
そつの無いマシン、ってホンダのバイクみたいやな!
管理人さん
google chrome pc版だと右端の文字が切れてて
読めません
ヤマハは発動機の名に懸けてエンジンパワーアップしないと駄目ですねこれは…