『クアルタラロ:ヤマハ機は他ほど改善されていない…』
★2月5〜6日、セパンでモトGP公式テストが行われ、ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー)が初日6位、最終日7位、2日間総合7位だった。
★クアルタラロー選手のコメント。
【2022年版のヤマハ機はどう?】
「正直に言うなら、もっと期待してました。今日は新しいフレームやホールショットデバイスなんかを試したんですが…素晴らしい日とはなりませんでしたね。
次のインドネシアテストで、どんなものが用意されてくるのか…。まぁ、同じものを、別のトラックで試すことになるだけなんでしょうけどね。」
【今回のテストではアプリリア機が好調だったが…】
「かなり速かったし、速い選手が揃ってますからね。確かに2人とも、うちより走り込んではいたけど…とにかく、ああ言うタイムが出るってことは好調だってことだから。
半周ほどアレイシ(エスパルガロ)の後ろに付いて走ってみたところ、コーナーでの速度がものすごくって…びっくりしました。
あと、スズキやホンダのマシンも大きく前進していたし。」
【つまり、アプリリアやホンダ、スズキのマシンはヤマハよりも改善されていると言うこと?】
「ええ。うちは、彼らほど改善されてないですね。」
【では、ドゥカティは?】
「かなり速いけど、でも、他のメーカー陣が本当に凄いんですよ。
うちの戦闘力も、低いと言うわけではないけど…でも、いくつかのエリアでは確実に苦戦してますね…例えば、新タイヤのコントロールとか。
もちろん、僕はタイムアタックが得意な方だけど、でも、本当に他のマシンは物凄く前進してるんですよ。」
【なぜヤマハはエンジン開発を進めてこなかったの?これまで他のヤマハ選手らも要請していたはずでしょ?】
「多分、開発しようとはしたけど、日本側の馬力が尽きてしまったのかもしれません(笑)。皆、懸命に作業していて、他のメーカーでは何かを見つけられたけど、うちは駄目だったってことなのでしょう。単純に、見つけられなかったと言うだけの話なんですよ。
ちょっと馬力を上げる程度なら、マシンの他の部分に影響はでないと思うんですけどねぇ。」
【セパンテスト最終日の感想は?】
「今日は大満足でしたよ。初日からコーナースピードが上がってるのが分かったし、以前より自然な操縦ができるようになったんで。タイムアタックもなかなか良かったし、もっと伸ばしていけるってことも分かっているし。
ちょっと気持ちが沈んでいるのは、1分58秒を切れなかったからなんですよ。2回タイムアタックをやっていたら、いけたと思うんですけどねぇ。
ユーズドタイヤでも好リズムを刻め、21周回走ったリアタイヤでもって1分59秒4を出したんだから。午後にも、けっこう走り込んだタイヤで1分59秒7が出せてたし。」
【ヤマハは今年もクアルタラロー選手だけが上位にいて、その他の選手は下位に沈んでいるようだが…】
「なんて言っていいのか…僕ら自身の限界点はともかくとして、皆、誰かにきちんと説明して欲しいと思ってるんですよ。
モルビデッリなんか早々に速くなって、迫ってくると思うんですけどね。去年のシーズン前半で、とにかく、僕はヴィニャーレスから学んだんですよ。
(ヴィニャーレスが優勝した)カタール開幕戦では、モチベーションが上がったわけではないけど、でも、もっと好結果を出したいって気持ちにはなりました。アッセン戦の時は、多分、初めて互いに刺激し合って、限界を越えようとしたんじゃないかな。そう言うのは初めてで…助けになりましたね。
とにかく、誰かにプッシュしてもらう必要はないけど、そう言う風にしてもらえたら、特定の箇所について考えすぎないようにはなるでしょうね。」
【現在のヤマハ機のエンジンについて、どう思う?】
「もっとパワーが必要だし、もっとグリップが必要ですね。でも、長所もありますから。例えば、ブレーキングの時のフロントとか。
ムジェッロ戦なんかだと、コーナー手前で0.5秒引き離しておかないと、直線コースで抜かれてしまって…そう言う風に抜かれると、気持ちが下がるんですよ。
あと、ポルティマオ戦では1戦目は勝てたけど、2戦目では抜くことができなくって…その辺が痛いところなんですよねぇ。」
【ドゥカティとのギャップを縮めていけそう?】
「無理でしょうね。改善に向けての計画はないだろうし、たとえあったとしても、もう時間がないでしょう。
今日、僕が乗っていたマシンでカタール開幕戦に出ることになると思うんで。多分、ちょっとした改良は加えられるでしょうけどね。」
(参照サイト:『Gpone』)
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もうヤマハを見限ってるようにも見える…抜けるのは時間の問題かな
社名から発動機とったほうがいいと思うわ(w
他ほど改善が無いって事は去年より更にパワー差が開いてるって事なんですかね。
だったら23年のヤマハ残留は難しそうですね
ヴィニャのことこんな風に語るファビオ初めて見た気がする
離脱時もチャンピオンシップに集中したいからってほぼノーコメントだったし
これはひょっとするとAprilia機の今回のテストの速さ見て
新天地に旅立ったヴィニャへの羨ましさが出たのかなぁって感じがする
コンセッション有りだったとはいえ明らかに改善されていってるAprilia機の様子を見れば
チャンピオンの自分が言っても何も改善されない状況にはフラストレーションでしょう
特にエンジン開発解禁された今回で馬力が改善されないならおそらく今後も改善されることはない
これで今年のDUCATIにメタクソ直線で抜かれまくったら去年のヴィニャみたいなメンタルになる可能性すらある…
あるいはYAMAHAで1人孤独なのかもしれない
以前はヴィニャも参考にできていたが現在モルビデリも怪我の影響強く
ドヴィはM1に対応できて無くダリンは訳ありルーキー
クラッチローも居るけどドヴィと一緒でよそからの転向組だしね
KTMのペドロサやDUCATIにアドバイスしにきたストーナーのように
こんなときこそロレンソが居れば良かったと思う
移籍交渉、巷の噂じゃHONDAはミルを取るんじゃないかとか言うけど
案外ミルがYAMAHAでファビオがSUZUKI…なんてのも十分ある気がする
あるいはファビオがHONDAでミルがYAMAHAか…
どちらもまだ若いチャンピオンなんだし移籍もありかもね
どうしたヤマハ!?
アプリリアの様にV4でコーナリング性能が高いマシン出てきたら”バランスが崩れるから”って言い訳できないのに。。。いっその事V4作って勝負して欲しい。
ヤマハファンの私的には、まだ新ユニットを隠し持ってると信じたい。。。無いか。。。
SUZUKIに、そんな金はない!(笑)
でも、見てみたい。
元から最高速よりも前よりもタイヤを使った中低速の加速を重視すると言ってるし、まあ当然では?
YAMAHAもそこまで言うならファーストをモルビデッリでトプラック試してみるかってなりそう。
最高速は新型ドゥカティもまだ出しきれてない中で皆YAMAHAが劣ってると見えると嬉しそうだな
今のヤマハはもうこれ以上予算を出したがらない気がする。ずっと同じ様な問題すら解決できないでいるのはそう言った台所事情も…と勘ぐってしまう。開幕後負けまくってもいい様に今から伏線引いて移籍や残留した時の契約金なんかも有利になるよう考えていそうな感じもなくはなさそう。
予想通りのヤマハですな。
鶴の一声がなきゃ動かないよココの会社は。
社長?アレ駄目ね。R1持ってるってだけでバイクにもレースに興味ないもん。だから変えようとしないし変わらない。
ファビオの言う「単純に、見つけられなかったと言うだけの話なんですよ。」が全て。鶴の一声もないし状況を変えられる技術or資金がないのよ。
ヤマハはエンジンパワーに興味がないと言い訳をしているだけで、本当は出す能力がないんでしょうね。
電制にしても同じ。
自分たちの知っている世界ではできたが、別の文化に合わせる気がない。だから、いつまでたっても制御がうまくいかない。
まぁ落ちるところまで落ちればいいでしょうね。
でも、もうロッシのように、救世主は現れないと思いますがね。
バレ氏時代もホルヘ氏時代もストレートスピードが速かった時代はないと思うけど…
ハードブレーキ→旋回速度→立上がり加速がYAMAHA機の優位性です。
1つのサーキットにストレートは2つ以上ありませんし。
DUCATI機は終盤に熱垂れしてるイメージありますが。
多分ファビオ氏は、他のメーカーに行けば成績は下がると思います。
F1でレッドブルからフェラーリに移籍したセバスチャンベッテルの様になるはずです。
昔から、そもそも論で速くする気がないのでは?
遅い遅いと言いつつ、世界チャンピオンを取り、怪我する前のモルビデリも速かったし、ビニャーレスだって決してダメダメだった訳じゃない。
ファビオの好みじゃないかもだけど、実績を積めてるし、成績も出てる。
メーカーとしての志向や強みが、今のマシンにだって、ちゃんと備わってるんじゃないだろうか?
それに、四輪やEV、バッテリー関連で、今後世界の覇権を握れるかも知れないようなビッグニュースも聞こえてくるし、発動機メーカーとしての存在感を近年以上に放ってるし、会社存続を考えると、今はソチラがメインで、モトGPに回す予算も優秀な人材も少ないのかも?
その中で練りに練って出した答えが今のマシンの方向性って事なんで、正解じゃないのかなぁ?
と個人的には強く思います。
70さんのおっしゃること 一理あると思いつつ
ストレートのたびに抜かれてブロックライン取られて
ほんとかわいそうと思います…