『ミール:新エンジンは助けになっているが、ドゥカティ機を抜くのは至難の業…』
★2月5〜6日、セパンでモトGP公式テストが行われ、ジョアン・ミール(スズキファクトリー)が初日7位、最終日12位、2日間総合12位だった。
★ミール選手のコメント。
「今日はエンジンパワーを理解するための、重要な日になりました。けっこう速い走りができたし、コンスタントでしたね。
ただ、今朝はタイヤ選択をミスってしまい…タイムアタックの時にソフトを履いたら、途中で止まらなければならなくなって。新しいタイヤに替えて…でも、リアはユーズドのままだったんで、好タイムを出すのが難しくなってしまったんですよ。でも、なにがなんでもタイムを上げることが、優先順位の一番ではなかったんで。」
【新エンジンについては?】
「特性は今まで通りです。乗ってる時はそれほど大きな変化を感じませんが、確実に助けになってくれてますね。シーズン中、コンスタントに改良されていくよう願ってます。」
【今回のテストについて、全体的な感想は?】
「トップスピードを改善できたんで、うちの開発プロセスにおいては重要なことでしょうね。
実際のところ、ドゥカティ機と競り合うのは難しいし、抜くのはいつも至難の業なんですよ。毎回レースでは、同じ話を繰り返してるんですよね。」
【今回はブレンボが新しいディスクを投入していたが…】
「新しいディスクを使い始めた時は、信頼感を掴むまでにちょっと時間がかかるものなんですよ。
今までとは違う感触でしたね。きちんと反応できるようにならないと。」
【今回のテストではアプリリア機が絶好調だったが…】
「驚いてません。あそこの実力を分かっていたからと言うのもあります。今シーズン中、確実に戦闘力を高めていくと思いますね。」
【次のインドネシアテストについては?】
「インドネシアテストでは、今回とは違う点をいくつか確認しなければならないんですよ。まぁ、今日もなかなか興味深いフィードバックはあったんですけどね。超ハッピーって感じではないけど、今回のテスト内容には満足してますよ。
結局、僕は今回のような短いテストの方が好みのようで…カタールなんかは、テストで速くてもレース本番はなにかと難しくなってしまいますからね。」
【カタール開幕戦については?】
「開幕戦はいつも特別だから。間違うわけにはいかないし、ましてや凡ミスなんかはねぇ。」
Joan: “Siamo un po' migliorati, e il nuovo motore ha lo stesso carattere del precedente”. Rins: “Speravo di avere qualcosa che mi aiutasse nel pacchetto aerodinamico, ma quanto provato non è andato nel verso… https://t.co/RmvCV1VmOi #motogp #suzuki #joanmir #AlexRins #ducati
— GPOne.com (@gponedotcom) February 6, 2022
(参照サイト:『Gpone』)
ロッシがドゥカティ機を試乗する可能性は本当にあるのか?って話は、note『2021ヘレステストまとめ』でどうぞ!
ミールが「スズキはプライベートチーム結成どころじゃない!」って言った話は、『深堀り特集:スズキに何が起きているのか?なぜドゥカティは再生できたのか?』でどうぞ!
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ライドハイドデバイスは手動なんだろうか 総合的に予選順位も改善されるといいけど まだ経験が浅いのでサーキット毎に学習しないといけないので忙しいよね