『バスティアニーニ:グレジーニ夫人の眼からファウストと同じ使命感を感じた』
★3月6日、カタールGP決勝でエネア・バスティアニーニ(ドゥカティ・グレジーニ)が優勝した。昨年、モトGPクラスに昇格し、これが同クラスでの初優勝となる。
★2021年版の型落ち機を使用。
★バスティアニーニ選手のコメント。
【表彰台で、故ファウスト・グレジーニ氏の代わりにチームを率いることとなったナディア夫人(※新チームオーナー)のことを抱えあげていたが…】
「ナディア夫人はファウストと同じ眼をしていました…ファウストから感じられていた『使命感』が、ナディア夫人からも感じられたんです。
それから、チームのスタッフ全員の眼を見たら、キラキラと輝いていました。
僕は表彰台に上がれるなんて思ってなかったんで…ましてや、優勝なんてねぇ…。」
【信じられない気持ち…?】
「自信はあったけど…まぁ、何が起きるか分からないって感じですねぇ。
ポル・エスパルガロが凄まじかったし、ブラッド・ビンダーも良いレースをしてました。
ホンダとKTM、スズキが去年よりも一歩前進し、今は皆、超速なんですよ。」
【ゴールするまではビビっていた?】
「これまでのキャリアで一番長い最終ラップでした。2020年のポルティマオ戦も同じような感じで…モト2タイトルを取った時です。あの時より感動的だったかどうかは分からないですけどね。
ブラッドがけっこう迫って来てたけど、僕は危険を避け、あまりプッシュしなかったんです。ゴール後、どんな風だったかを知って…素晴らしかったですね。
ファウストのために勝てて、本当に誇らしい気持ちです。」
【貴方にとってもチームにとっても、信じがたいリザルトなのでは…】
「ファウストは本当に素晴らしい人だったんですが、今はナディア夫人が居てくれて…チーム内の雰囲気はすごっく良いです。
皆、それぞれやる気に満ちていて…僕もそうだし。そう言う諸々のおかげで、こう言うリザルトが出せたんだと思います。」
【冬期テストの結果を思うと、こう言うリザルトが出せると思ってなかったのでは?】
「冬季間中、マシンにポテンシャルがあることは分かったんですが、今週末はもう一歩前進できました。
昨日、予選でも速い走りができていたでしょ…今回は初ファーストローだったんだから。」
【グリッドで、急遽、リアタイヤを変えていたが…】
「ミディアムにしてベストでしたね。ウォームアップの時に試してみたら、良かったんですよ…安定感が出てきて。ソフトの方は低速コーナーでポンポン跳ねてたものだから。
レース序盤は楽ではなかったですけどね…ポルがプッシュしまくるものだから。でも、ラスト10周まで行ったら、僕は有利だって分かってたんで。実際、そうだったでしょ。」
【つまり、すべて上手くコントロールできていたと…】
「けっこう、そんな感じでした。ポルに追いつけるかどうかは分からなかったけど、追いついたら抜くこともできて…そうしたら、ポルが膨らんだんですよ。
あの瞬間、アクセルを少し閉じることができました。」
"Un orgoglio vincere per lui. È stato un ultimo giro lunghissimo, come quello in cui avevo vinto il Mondiale Moto2, non so ancora decidere quale sia stato migliore" https://t.co/YMH7051HoS #motogp #eneabastianini #nadiagresini #ducati #GresiniRacing
— GPOne.com (@gponedotcom) March 6, 2022
(参照サイト:『Gpone』)
ドゥカティ8選手、バニャイアの次に期待できるのは?って話は、note『2022 セパン&マンダリカテストまとめ』でどうぞ!
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このシーン泣いたわぁ バスティアニーニ記憶に残る伝説作ったよね。ポルのミスを誘い、ブラッドのプレッシャーをはねのけ、まるでグレシーニさんが後ろから押してるかのように・・お見事。大ちゃん、シッチにも吉報だ。
ポルへのラインの潰し方危なかったですが…見事なライディングでしたね。
2022型が失敗ぽいドゥカティはHONDAのように昨年型のレボリューションモデルに切り替えとかこのままなったらバスティアニーニに色々有利になりそうですね。そしてビンダーが凄いのか知りませんがKTM爪を隠してましたね
終わってみればリアタイヤはミディアムがベストでしたか
レプソル組はソフトで苦戦しちゃったけど
1年、2年組が上位を走るとなんか新時代を感じられて新鮮。ましてや優勝してこの表彰台のシーン見ると、今シーズンの期待がいやが上にも高まる。