『リンス:スズキ内ではNo.1もNo.2もない…と思う』
★アレックス・リンス(スズキファクトリー)は今シーズン5戦で7位/5位/3位/2位/4位を獲得し、現在、総合2位(69ポイント)に就いている。
★なお、総合首位のファビオ・クアルタラローは同点、3位のアレイシ・エスパルガロは3ポイント差である。
★4月25日、スペインGP(ヘレス)の木曜会見でが、リンス選手が次のように話した。
【先のポルトガル戦ではグリッド23位だったものの、スタート直後にみごとに挽回し…】
「あのスタートで、一気に順位を上げていくのは楽ではなかったですねぇ。アウト側のラインを選んで、けっこうリスクを負ってみたら、次のコーナーでは最適なライン取りができました。
今回は、けっこう自信がついて現地入りできたし、ここは大好きなトラックなんですよ。去年は強い走りをしながらも第6コーナーで転倒してしまったんで、今年はどこまでできるか見ものでしょ。」
【総合順位ではクアルタラロー選手と同点首位で、自国レースを迎えたわけだが…】
「最高ですね。こうやってヘレスにやって来て、水曜の夜にはきちんとマシンもPCも揃ってくれてるし、サーキット界隈には人も大勢いるし!
ここは速い走りをする選手がたくさんいて…特にスペイン人選手が速いですからねぇ。けっこう難関レースになるでしょ…現在のモトGPは超ハイレベルだから。
モトGPは過酷なクラスで、全セッションでプッシュしていかなければならないから。」
【ギリシャのTV放送でクアルタラロー選手が、『メインライバルはリンス』と言っていたが…】
「僕としては嬉しいですよ。ファビオみたいな選手が、僕をチャンピオン候補の1人に挙げてくれてるんですからねぇ。
ただ、今年はまだ5戦やっただけだし、先は長いから。話題にするには早すぎるだろうし、ここぞって時に常に前に出られるようにならないと。」
【現在、自分はスズキのNo.1ライダーだと思う?】
「スズキのピットボックス内では、No.1かどうかはあまり重要ではないんですよ。僕は全力で頑張ってるし、ミールもそうだし。スズキも差別はせず、僕らのことを平等に扱ってくれてるんで。
常に良くしてもらってますよ。まぁ、チームメイトに勝つって言うのは常に大切なことだけど、でも、スズキ内ではNo.1もNo.2もないんで…と思いますけどね。」
【月曜テストでは何を試す予定なの?】
「まだ分かりません。でも、電制関連でちょっとした物とサスペンション、セッティング辺りですね。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)
リンスはもう少し自信を深めたら、もっと好結果が出せるって話は、note『2022 アメリカズGPまとめ』でどうぞ!
今年の混沌とした状況下は、2020年に少し似てるかなぁ。比較的安定感のあるスズキは、勝てる様になったら大本命になれそうな気がします。ただし周りのチーム、特にドカとマルクのセットアップが決まって来ると、安定感だけではチャンピオンシップは厳しいかなぁ。
リンスは成長しましたね。
オフシーズンにかなりのトレーニングを積み、メンタルトレーニングもかなり行ったのでしょうか。
対するミルは、少々考え過ぎの感があり、GSX-RRのセッティングに迷いがあるのか、安定感はあるものの、目に見える速さと言うのが出せていない様ですね。
他のメーカーとの交渉とかも考えているからかな?
とにかく、この2人が切磋琢磨しながらレースをしてくれたら自ずとGSX-RRは表彰台に確実に上がれるし、複数回の優勝も可能だと信じています。
ミールは言う事は言うけど大人な面あるし、リンスは素直で良いやつだし
ライバルだけどデータを共有する仲間で、チームもどちらも対等に扱う……。良いメンバーと仕事出来てるってのは何より
ミールはここからまた虎視眈々とポイント稼いでいくだろうし、どっちもこのまま頑張ってほしい
一発の速さがあるのはやっぱリンスなんだよね
先日ファビオがチャンピオンを獲得してからの久々の勝利に涙してたけど
ミルに関してはチャンピオン獲得から1年以上勝利がない…
あとはまた前方不注意で骨折とかしないように…頼むよリンス…
この人、確かに速いんだろうけど、よく転けるし、ポカが多いような・・・
とにかく安定感に欠けるのが問題だけど、それってメンタル的なものなのだろうか?
優勝はなくても焦らず今の状態で中盤を凌げるか?でしょうか
SUZUKIは2台とも大きなトラブルもなく好調だからね
去年はチームマネージャー不在で波があったけどリッポの手腕のおかげもあるのかも