『クアルタラロ:レースで抜くことができないんじゃ、終わってる…』
★5月15日(日)、フランスGP モトGPクラス決勝でファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー、23才)が4位だった。
★総合順位は以下のようになった。
首位クアルタラロー(102ポイント)、2位兄エスパルガロ(98ポイント)、3位バスティアニーニ(94ポイント)、4位リンス(69ポイント)、5位ミラー(62ポイント)
★クアルタラロー選手のコメント。
【スタートが悪く、グリッド4位から8位にまで下がってしまい…】
「実はそれほど酷いスタートではなかったんですよ。特にこれと言ったミスもしてなかったはずだし。ただ、どうしてあんなに下がってしまったのか分からないんですよね。」
【ペースは最速だったものの、オーバーテイクで苦戦することは分かっていたわけで…】
「抜けないんですよねぇ…他の選手がミスしてくれたから上がっていけたようなものでしょ。僕の前の選手がけっこう転倒していたから。
第3コーナーと第9コーナーではけっこう強い走りができてる感じだったけど、でも、あそこでオーバーテイクの準備はできず…直線コースでかなりロスしてしまうもんですから。
毎回、直線コースで0.2秒ずつロスしてたら、コーナーでは挽回しきれないから。多分、TVで観ていても一目瞭然だったでしょ。」
【がっかりしている?】
「今日の自分のレースには満足してません。4位じゃ、満足できるわけがないですよ。
でも、全力は尽くしたし、最速の走りはできてたんで。とは言え、何も出来なかったんですけどね。レースで抜くことができないんじゃ、終わってるじゃないですか。
エスパルガロの後ろを走ってた時、ぼくがどんなだったか見てたでしょ…彼のすぐ後ろを走っていたのに、僕のフロントが流れてしまった途端、大きく引き離されてしまってね。
ただ、すぐに追い上げてはいけましたけどね…僕は本当に速かったんで。でも、何もできないんですよ。」
【しかし、総合首位なのだから、チャンピオン最有力候補でしょ?】
「違いますよ。そりゃあ、毎回レースの後にペースを確認すれば、僕は上位に入ってるけど、でも、これ以上のことはできないんだから。
常に最大プッシュをしているけど、加速の度にあんなにタイムロスしてたら、タイトル争いで有力候補になんてなれっこないですよ。」
(参照サイト:『Moto.it』)
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直線が速いバイクがコーナリングは遅いという訳ではないですからね。
同じ排気量、同じ燃料容量のバイクで何でこんなにパワーに差があるんでしょうね。
まあまあ、ワンメイクじゃないんだからマシンに差があるのは当然で、その差が大きいと嘆いている訳でしょうが、そのマシンで勝って真のチャンピオンになって欲しいのですがね。
青山が最後の250でシモンチェリのジレラだったっけ相手にチャンピオンになったときは最高にカッコよかったです。忘れられないですね。
クワルタラロは何度もタイトルを獲りたいという強い意志なんでしょうね。
今年のヤマハはクアルタラロだけが速くて
他のライダーは全滅状態。
今回はクアルタラロが、かろうじて残ったが
スズキ2人とペッコの転倒が無ければ、もっと
下位に沈んでいた事でしょう。
ある意味ホンダとヤマハは今年のマシン開発は
大失敗だね。
YAMAHAはSUZUKI撤退を最大限に利用して優秀なエンジニア、クルーをヘッドハンティングすればいいのに
レースに関わり続けたい人達も沢山いるはずだから勿体無いよね
近年の日本車で一番優秀なのはGSXだろうからねぇ
原田哲也氏がファビオの戦略は、ただ一つ、先行逃げ切りと言っていた。
ドカ相手ということもあるだろうけど、今のモトgpは、そう簡単にポジションを上げることが難しい時代なんだと思う。ファビオはレースごとにストレスが大きくなっるんだろうなぁ。
とはいえドカ一強に食い込めるのは、今のところファビオとアレイシくらいなんだよね。
今後はドカティカップになっていくのか。
ペッコもリンスもマルケスも相当な後方追い上げができたレースがあるので
DUCATIでもSUZUKIでもHONDAでもオーバーテイクはできる証明でしょう
単にYAMAHAの問題かと
日系メーカー最後の砦に近いので、頑張ってください。まあアレイシチャンプとかも新鮮ではあるけど。どうもワクワクしない。