『グベッリーニ:クアルタラロー苦戦は…タイヤ関連が順調でなかったから』
★10月2日(日)、タイGP決勝戦でファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー、+34.072)が17位だった。
クアルタラロー選手はレース後、各種会見を拒否し、チームスタッフらとの会話にも応じなかった。
★チーフメカニックのディエゴ・グベッリーニ氏のコメント。
【クアルタラロー選手がポイント圏外ゴールだったが…】
「うちとしては焦らず、楽観的な姿勢でいます。数字的に可能性がある限り、戦いは続くんですから。
今日はちょっと妙なことが起きてしまい…ヤマハ機すべてに起きてたことなんですが、前後輪ともにグリップがなかったんですよ。タイヤ関連が順調でなかったわけで…原因を探らないとなりませんね。
通常、ウェットではリアタイヤに問題が出るんですが、今回はフロントの方にも出てたもんですから。」
【これまでウェットレースで、それほど苦戦していなかったが…】
「シーズン終盤となった現在、出てきている問題点は、シーズン序盤に出ていたものと同じなんですよ。完全に同一です。
FPセッションでのパフォーマンスはけっこう好調だけど、レース本番で苦戦することがあり…そして、問題点は常に似たようなものなんです。
今回は少し特殊なレースだったわけで…ウェットコンディションでもインドネシア戦では表彰台に上がれていたし、ポルトガルの時はFP3で3位になり、茂木だってFP1はそうだったのですから。」
【総合2位とは2ポイント差で、あと残り3戦となったが…】
「明後日にはオーストラリアに向けて出発できる状態だし、ギブアップはしてませんよ。最後の最後までタイトル争いを続けていきます。諦める理由がありませんからね。
今後は歯を食いしばって、潜在しているかもしれないプラスアルファの力を出していかないと。」
【残り3戦はヤマハ向きのトラックと言われているが…】
「フィリップアイランドはヤマハ向きのレイアウトだけど、ただ、ドゥカティ勢が速かったこともけっこうありますからねぇ。
セパンは6速で走る直線コースが2つあるから理想的とは言えず、ヴァレンシアでは去年、ドゥカティ勢が超速だったでしょ…あそこはストップ&ゴーだから。
ただ、オーストリアもうちは不向きながら、優勝争いができてましたからねぇ。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
モルビデッリやや復調、現在の問題点はなにか?って話は、『2022 日本GPまとめ』でどうぞ!
クワルタラロもまだ若いのかな、
頑張ってもらって、最終戦まで見応えあるものを期待してます、
マルケスのメンタルをお手本にしていると
言っていたじゃないか。
どんな状況でも全力を尽くす。
それがマルケスメンタル。
もう一度基本に戻って
再スタートだ。