『マルケス:ドゥカティみたいなエンジンだったら、後追いなんてしない』
★10月22日(土)、マレーシアGP予選でマルク・マルケス(ホンダファクトリー)が3位だった。
★マルケス選手のコメント。
【ドゥカティ選手への後追いについて、タルドッツィマネージャーがTVインタビューで批判していたが…】
「正直な話、確かに僕はバニャイアの待ち伏せをしています…(ドゥカティ選手の)エンジンは凄まじいんで、あのスリップストリームは本当に役に立ってくれるんですよ。
あれぐらいのエンジンがあったら、僕だって単独走行するけど…今はないから、レギュレーションの範囲内で最大限のことをするしかないんです。もちろん、限度はあるけど。
僕はバニャイアを待ち伏せて後ろに食いついてるけど、妨害はしてませんから…抜いたりしてないんで。
妨害と言うなら、むしろ、FP3でのモルビデッリの方でしょ(※意図せず妨害してしまい、ロングラップペナルティ2回を科せられた)。
ここのトラックで好タイムを出すには、これしかないんです…まぁ、最終的にベストタイムは一人で出したんですけどね。
不満が出るのは理解できるけど、でも、僕だってこれまでのキャリアですっとやられてたんですから。2014〜2016年なんて本当に酷かったから。
まぁ、規則違反ではないのだから、スポーツマシンシップにはギリギリ反していないでしょ。競争の世界では、使えるものを利用して100%の力を出さなければならないのだし。」
【今回の予選については?】
「いったいどうやって、こんなタイムを出せたものか…ホンダ選手は全員、有効なスリップストリームを探して走ってるんですよ…直線コース2ヶ所で、ゼロコンマ何秒も…0.3秒ぐらいロスしてしまうんだから。
予選1ではミラーが転倒してしまったから僕は1人で走り、予選2でもペッコ(バニャイア)が転倒したんで、やっぱり1人で走ったんです。それでファーストローなんだから…びっくりですよ。
スピードも出てないし、フィーリングも掴めてないし…なんでファーストローなんだか…説明できないんですよねぇ。でも、嬉しいですけどね。」
【明日のレースについては?】
「厳しいでしょ。長いレースになるし、仕上がりは悪くはないけど、でも、今のレベルだと、8〜10位ってとこでしょうね。
レースペースに関してはマシンと格闘中で、けっこうヘロヘロなんですよ。でも、1周タイムは大丈夫です…ここのコースのことは熟知してるんで。」
【オーストラリア戦ではチームの意に反し、独断でソフトタイヤを選んで表彰台を獲得していたが…】
「そうですね…あれは僕が決めました。ミシュランに聞いて見てくださいよ…僕のチョイスがベストだったって言うだろうから(笑)。」
【身体の方は?】
「身体の具合については大満足ですよ…どんどん良くなっているし、マシンに乗っていてもどんどん良い感じになってるんで。その点については、本当に満足してます。
まぁ、今回はどうなるか…とにかく、長いレースだし、ここが得意な選手は多いから。」
【今日は転倒が多発していたが…】
「ここは猛暑で、アスファルト温度が高いから転倒が多いんですよね…ホンダ勢は4〜5回ぐらいだったけど。
この仕事には付きものだから、仕方がないですよ…明日のレースでは、その辺を上手くマネージメントしていかないと。
レースに向けて、全選手がソフトタイヤを選ぶと思うんですが…僕はソフトにするつもりですよ…序盤で切れのある動きができるだろうから。ミディアムだと後半で動きが良くなるだろうけど…僕は興味ないですね。」
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)
マルケスの問題点はマシンなのか、身体なのか?って話は、note『2022 タイGPまとめ』でどうぞ!
何かと物議を醸しつつ結果を出してしまうので何も言ない。
ドルナが戦力の均衡を名目に開発を制限するなら後追いは必然ですね。
ホントに興行を盛り上げるつもりならもうちょっと策を考えてほしいものです(スーパーGTみたく)。
DUCATIカップがやりたいなら別ですが。
(WBSK見るのやめちゃったよ)
スポーツマンシップとしては、めちゃくちゃアウトだと思います。生粋のレーシングライダーならギリギリセーフかな、、、バニャイア、ミラーも転んだんでしたっけ?、、ゼロコンマ何秒でガラッと状況が変わってしまう現状のなか、後追いされるライダーの精神状態も千差万別。他者の気を害する事に何も感じないなら、、、ねぇ、、
モト3でも待ち伏せやらして、安全面や進行上にも問題でてくるしね。
ソフトタイヤは かなりスタビリティに問題があった様に見えましたが、それ以上に得られる他のメリットがあったんですね。
怪我しても必死になってる時の姿はホントに凄い人だなと思いましたが、元気になって成績でてくるとね、ホント アンチなんでねw、一言一言に噛みつきたくなるわwww。まぁ来年は完全復帰出来そうですね。バニャイヤ、クワルタラロ、ビニャ、バスティとの大バトル期待してます。
マルケスアンチが世界中にいるのも良くわかるけど
好き嫌いは別としてあの鋼のメンタルは認めざるを得ないのでは?
本人の言った通り以前は後追いされまくっていたけど全く乱れなかったし、今回予選のミラーとペッコはどう見ても自滅でしょう。
ルール上問題ないのならメンタルトレーニングが足りない、ナーバスすぎるとしか思わない。
ファビオは以前よりメンタル強くなったしね。
結果を出すために手段を選ばない。マルクの考え方を全面的に肯定したい。むしろファビオもすべきではないかと思う。スポーツマンシップの名の下に下位に沈むことが潔いのか? 違う。もちろんルールで禁止されれば別だが、そうでない限りありかと。 ドゥカティのストレートの速さは昔からだが、ECUの共通化等で日本車の牙を徐々に奪って行ったのは欧州側の意向だ。それこそスポーツマンシップに反する。マルクを否定する意見が多いが、意に返さず信念を貫く姿勢を評価する。ホンダにとって、開発の方向性がをはっきりさせる意味でもマルクのトライは意義がある。実際にアレックスも速くなってる。反論を覚悟してのコメントです。