
『ロッシ&ウッチョ:VR46ライダーズアカデミー・リフォーム計画』
★ヴァレンティーノ・ロッシ率いる『VR46ライダーズアカデミー』は順調に選手の育成を続けており、今年はフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)がモトGPタイトルを、マルコ・ベッツェッキ(ドゥカティVR46)がルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した。
★これまで同アカデミーはモト2タイトル獲得も果たしており、2017年にはフランコ・モルビデッリが、2018年にはバニャイア選手が獲得し、2020年にはルーカ・マリーニ(ロッシ異父弟)が総合2位となっている。
★『VR46ライダーズアカデミー』は2022年よりモトGPクラスにチームを参戦させ始めたため、それに伴い、モト3クラス参戦を辞めた。
また、2023年からモト2クラスには『Fantic(伊オートバイメーカー)』とコラボしてチームを参戦させる予定。
★同アカデミーは2023年に、新たな選手を加入させる予定はない。
また、今後は2クラスに分けてトレーニングを行っていく予定で、1つ目のクラスはバニャイア、モルビデッリ、マリーニ、ヴェッツェッキ、ヴィエッティで構成される。
もう1つはアルベルト・スッラ、ニッコロー・アントネッリ、ステファノ・マンツィで、今後、同選手らは『VR46ライダーズアカデミー』には所属しない。
★アレッシオ・サルッチ氏(※ロッシ心の友ウッチョ)が、次のように説明した。
「スッラとアントネッリ、マンツィの3名は『VR46ライダーズアカデミー』」からは抜けることになるけど、『アカデミーの仲間たち』と言う形で続けていく予定です。
3人用のトレーニングメニューを考えてるところなんですよ。『はい、じゃ、さようなら』って言って、離れてしまうのは嫌なんでね。同じものに夢中になっている仲間なんだから。
多分、トレーニングは一緒にやっていくことになるだろうけど、ただ、ケアの仕方が100%から60%に変わるでしょうね。」
【現在、『VR46ライダーズアカデミー』からは4選手がモトGPに参戦し、いまや『エリート集団』と言えるのでは…】
「楽ではないですよ…諸々に関し、コントロールしきれない状況なんで。まぁ、良い意味でなんですけどね。
ほんの数年で、皆、急激に成長してしまってねぇ。だから、若い新人ライダーを入れても、一緒にトレーニングさせるわけにはいかなくって。大変なんですよ。年齢も違うし、とにかく、全てにおいて一緒にはできないから。
今、新人を入れるのは賢いやり方ではないでしょ…グループのバランスが、ちょっと狂ってしまうわけだから。
ただ、このプロジェクトはこのまま継続させていきたいと思ってるし、現在、体制作りに関し、見直しをはかってるところなんですよ。」
★なお、毎年恒例の耐久レース『100 Km dei Campioni』は今年で8回目となり、11月25〜26日に『ランチ(ロッシ私設トレーニングコース)』で開催される予定。

(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
イタリア人選手はヴァレンシアと相性が悪いのか!?って話は、note『2022 マレーシアGPまとめ』でどうぞ!
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ペッコとモルビデッリは今も同じトレーニングしてるのか
少し気になったのはバレンシアの最後でモルビデッリがペッコに追い付いた場面
もうタイトル争いは決着がついてとはいえ無理に絡まないように見えたのよねぇ
序盤ペッコとファビオが接触戦も厭わない激しさがあったけど、モルビデッリがあの立場ならそこまで激しくいけるのかどうか?