『スッポ:クアルタラロにスズキ移籍の可能性もあった…』
★ファビオ・クアルタラロー(23才)は2021年末にヤマハに対し、公の場でマシン改善を訴えていたが、2022年版マシンは期待していたような出来ではなく、結局、2021年版エンジンを使い続けていた。
★クアルタラロー選手とヤマハの契約が2022年末に終了することとなっていたため、今シーズン中は同選手の去就に注目が集まっていたが、最終的にヤマハ側がマシン改善を確約したため、2年(2023/2024年)の契約更改が決まった。
★スズキのリヴィオ・スッポ氏(チームマネージャー)が、伊サイト『Mowmag.com』の12月4日付けインタビューで、 次のように話した。
【ファビオ・クアルタラローとマルク・マルケスの勝負なら、貴方はどちらに賭ける?】
「難しい質問ですね。ファビオもマルクも最強ライダーですから。ただ、基本的にマシンに乗って戦うわけで…そう言うのが、この選手権のちょっと残念なところでね。
ファビオに関しては、信じ続ける気持ちを失わないで欲しいんですけどねぇ…何年もの間、彼がカバーして頑張ってきてるのだから。相変わらず、あそこのマシンがトップスピードで苦戦し続けるようなら、心が折れてしまう可能性もあるでしょ。
とにかく、どちらの選手に賭けるかは、両メーカーがどれぐらいマシンを改善できるかに依るでしょうね。
両選手とも、それぞれの現状にうんざりしているように見えるんですよ…ファビオなんか、大喜びで(スズキに)移籍しただろうってところまで行ってたんですから。
スズキ機に乗るファビオを見るのは素晴らしかったでしょうねぇ。」
★実際、スズキとクアルタラロー選手は何回か接触していたが、スズキが撤退を決めたため話は進まなかった。
なお、撤退が知らされる直前、スッポマネジャーはジョアン・ミールとの契約更改をほぼ確定していた。
(参照サイト:『Mowmag.com』)
(参照サイト:『tuttomotoriweb』)
(Photo:Instagram)
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来年はスズギのエンジンをYAMAHA機に密かに積む作戦で行こう。昔、ノートンとトライアンフの合体、トライトンもあったし。
そんな単純なものではないと思う。