『ペルナット:ドゥカティ契約で、報奨金はどのぐらいなの?』
★モトGPのプロマネージャーであるカルロ・ペルナット氏(75才)は、現在、エネア・バスティアニーニとトニー・アルボリーノを担当している。
過去にはローリス・カピロッシや故マルコ・シモンチェッリ、アンドレア・イアンノーネを担当し、また、それ以前はカジヴァやアプリリアのスポーツディレクターを務めていた。
ヴァレンティーノ・ロッシのキャリア序盤期をサポートしたこともある。
★1月初め、ペルナット氏が伊TV番組『Sportaction』で次のように話した。
【2022年シーズンは、バニャイアvsバスティアニーニのライバル関係にスポットが当たっていたが…】
「あのライバル関係は、ドゥカティ側が意図せずして創り上げてしまったもので。チームオーダーが話題にされてきた辺りで、善か悪か…みたいな感じになってしまってたでしょ。
エネアはタイトル争いに加わっていたし、少なくとも総合2〜3位争いは確実にしてたわけですよ。金銭的に見れば、かなりの額なわけでね。
私は何度もドゥカティ側に頼んだんですよ…『せめて、3位になれるようにしてやって欲しい』とね。ところが、常に後手後手にされてしまって…。」
【ミザノ戦でバスティアニーニ選手は上からの指示を無視するかのような勢いで、バニャイア選手と優勝争いをしていたが…】
「エネアは荒武者タイプなんでね…チームオーダーなんか受け入れないし、それは今後も変わらないでしょ。
あの2人は完全にタイプが違うんですよ。バニャイアは高速&コンスタントなライダーだが、エネアはストーナー風とでも言うか…達人タイプだから。
オーバーテイク自体はクリーンだが、『今は無理だろう』って瞬間に抜いて見せるんですよ。
(来年は)良い戦いになるでしょう…まぁ、当然の話なんだがね。」
【バスティアニーニ選手とドゥカティファクトリーとの契約は、具体的にはどんな内容なの?】
「2024年末までの契約で、もし総合1〜3位になったら年俸を3倍にしてもらえるんですよ。
まぁ、ドゥカティとの契約だけじゃなく、『Alpinestars』や『KYT』ともそれなりの額で契約しているし、『Tissot』とは世界的に3年間のアンバサダー契約でね。その他のスポンサーもいるし。」
[ 後半に続く ]
(参照サイト:『Corse di moto』)
(参照サイト:『Motori.news』)
(参照サイト:『Motori.news』)
(Photo:Instagram)
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