『リヴォラ:記事にムカつくことはあるけれど、ジャーナリストは必要だ!』
★1月18日に『セパン・シェイクダウン(2/5〜7)にメディアは立入禁止』と言う通達が出されたが、メディア側の不満を受け、同日中に撤回された。
★アプリリアのマッシモ・リヴォラ氏(アプリリアレーシングCEO)が、伊サイト『Gpone』のインタビュー記事で次のように話した。
【シェイクダウンにメディアを立入禁止にする通達が出たものの、すぐに撤回され…】
「我々は露出して、なんぼのものですからね…毎度毎度、本社に泣きつくわけにはいかないのだから、投資をサポートしてくれるスポンサーが必要なんですよ。
露出するには、メディアに追いかけてもらう必要があるわけで。(メディア立入禁止の件を聞いた時は)驚きましたねぇ…寝耳に水だったもんですから。」
【某メーカーがスパイ行為を危惧して発案したそうだが…】
「スパイ行為なんて昔から日常茶飯事だったし、今後もなくなりはしないでしょ。必要とあれば、こっちからメディアに話しても良いぐらいでね。
もちろん、各メーカーが自分達で守りの姿勢を取る必要はありますよ…以前、F1では目隠しパネルを禁止していたし、モトGPはピットボックスのシャッターを下ろしてはいけないことになってますからね。
まぁ、メーカー側の作業を尊重しつつ、オープンな姿勢が必要なわけでね。うちなんかは最大限にオープンにしているし、足並みをそろえるって言うのもうちのフィロソフィーの1つだから。
記事を読んでは良くムカついているけど(笑)、我々にとってジャーナリストの皆さんは必要な存在なんですよ。これもゲームの一部なんだから、脳天をガツンとやられても仕方がないわけでね。
とにかく、注目を集め続けると言うことが重要なんだから。」
【F1の方は、どんな状況なの?】
「F1では選手絡みでも魅力度を上げてますよね…なぜF1を観に行くかと言えば、サーキット入りすることに魅力があるからでしょ。
こっちのレースはもっとアドレナリン上昇型とでも言うか…とにかく、魅力度と言う点も上げていかないとね。
(F1の)マイアミGPなんて、皆、よく覚えているでしょ…運営的には大変だったとは言え、しかし、ああ言うイベントを創っていかないとね。ル・マンとかねぇ…人が溢れかえってるじゃないですか。
そう言うテンプレートを広げていくことが、我々には不可欠なんですよ。」
(参照サイト:『Gpone』)
スプリントレースに有利な選手、不利な選手は?って話は、note『スプリントレース賛否両論、批判続出!!』でどうぞ!
>モトGPはピットボックスのシャッターを下ろしてはいけない
へぇー、知らなかった
日本ではお馴染みの光景だったよね
レースを開発とする日本メーカーと、レースはエンターテイメントとする欧州メーカーの差を感じます
それだけ今のGPは日本の3ないし4メーカー主体の時代から欧州3メーカーへの変革期になってるのかもね