『ラザリ:アプリリアは(ヤマハと違い)風通しが良い』
★ラズラン・ラザリ氏(マレーシア出身)が率いるRNFチームは、2019年よりヤマハのプライベーターとしてモトGP参戦を始めた。
同年、ルーキーだったファビオ・クアルタラローが表彰台を7回獲得し(2位5回、3位2回)、総合5位となった。
2020年にはフランコ・モルビデッリがタイトル争いをし、最終的に総合2位となった。
しかし、2021年以降、同チームは苦戦し、また、ヤマハが2年契約に合意しなかったこともあり、2023年からはアプリリアのプライベーターとして参戦する。
★ラザリ氏が『Crash.net』のインタビューで、次のように話した。
【今年はアプリリア機で、ミゲル・オリヴェイラとラウル・フェルナンデスを参戦させるが…】
「2人とも絶対に好結果を出してくれるでしょう…アプリリアも、可能な限りの最高サポートをしてくれるはずなんでね。
最終的にウチの選手が好結果を出せば、いずれファクトリーチームの方に昇格することになってるんですから。」
【2023年版アプリリア機はカウル正面の上部左右にさらなるエアダクトが見られ、まるで2008年のフェラーリF1機の『S-duct』のようだが…】
「マッシモ(リヴォラ、アプリリアレーシングCEO)とパオロ(ボノーラ、テクニカルディレクター)、ウィルコ(ズィーレンベルグ、RNFチームマネージャー)の間のコミュニケーションが実にスムーズなんですよ。
日本メーカー(※ヤマハを指す)みたいなバリアがないんでね。(アプリリア側が)今、何をやっているのか正確に伝えてくれるんです。つまり、風通しが最高なわけでね。」
【両ピットボックスも近く、スタッフも良く行き来しているそうで…】
「(アプリリアは)両チームの間に壁を作りたくないそうなんですよ。だから、こっちも自由に行き来できるんです。
まぁ、こう言うことから、歓迎してもらってるって感じがするんですよねぇ。」
【スポンサーの『WithU』がモトGPから離脱し、新たに『CryptoDATA』とパートナーシップを結んでいたが…】
「ちょっと誤解があるようなんですが…『CryptoDATA』はうちの株主であり、メインスポンサーではないですよ。
去年、ヴァレンシアで発表したのは、あくまでも『CryptoDATA』がうちの株主になったと言うことであって…うちのチームや会社に投資をしてくれているんです。
スポンサーの方は、ほぼ合意が取れたところなんですが…3月16日にポルトガルで、チームプレゼンをする際に公表しますよ。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
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信用無くしたの自分のせいでしょ
ファクトリーチームとサテライトチームでピット内の出入りが自由なんて、メリットしか無い気がする。
ライダーは路面状況とか聞けるし、メカニックも意見交換出来るし。
アプリリアファミリーと言う感じだ
YAMAHAはサテライトに逃げられまくる地獄みたいなメーカーになってしまった