『ストーナー:ドゥカティのマネージメントは、いつも良いとは限らない』
★ケーシー・ストーナー(37才)は2006年に、ホンダLCRからモトGP昇格した。
2007年にドゥカティファクトリーに移籍し、同年、初タイトルを獲得する。
2011年にホンダファクトリーに移籍し、同年、2回目のタイトルを獲得する。
2012年末に引退し、2013〜2015年にホンダのテストライダーを務め、2016〜2018年にドゥカティのテストライダーを務めた。
★ストーナー元選手が、『BT Sport』のインタビューで次のように話した。
【昨年、フランチェスコ・バニャイアがドゥカティ機でタイトルを獲得したが…】
「フィリップアイランドGPの時、ちょっと話して…僕は一番重要なことは自分自身に集中することだと思ってるんで、本人にもそう言いました。
遠くに目を向けて、タイトル争いのことばかり考えているのは良くないんですよね。現在だけに集中するのが一番良いことだと思うんですよ。」
【ドゥカティにとっては貴方が2007年にタイトル獲得して以来、久しぶりのことで…】
「ドゥカティは参戦している中でも優秀なマシンを作ってきたし、今でもそうですよね。
ただ、ドゥカティ内で物事をマネージメントする時のやり方は、いつも良いと言うわけではないと思います。」
【昨年のタイトル獲得は、ライダーとマシンのどちらのおかげだと思う?】
「ペッコ(バニャイア)がずっと焦らず頑張っていたでしょ…おそらく、『タイトル獲得は、もう無理だ』ってところまで行ってしまってたのに。そこから盛り返して、勝つことに集中していきましたよね。
今年はどんな風に防衛していくのか…今はもう心得もあるだろうから。シーズンは白紙の状態から始まり…すべては過去のこととなり、あらゆることから学んでいくわけですからね。」
★3月24〜26日にポルトガルでモトGP開幕戦が行われる。
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
相変わらず、ドゥカティ機は今年も『お手本マシン』って話は、note『2023年セパンテストまとめ 欧州メーカー編』でどうぞ!