『バニャイア:レースでは各選手のアプローチの仕方が大切』
★3月26日(日)、ポルトガルGP決勝戦でフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)が優勝した。
★土曜日のスプリントレースでも優勝した。
★バニャイア選手のコメント。
【ドゥカティ機は2022年版と2023年版でどんな違いがあるの?】
「2022年版にはいくつか問題点があって、皆で一致団結してやっと解決できたんですよ。
2023年版の方が僕のライディングスタイルに合ってますね…」
【決勝戦については?】
「前輪がちょっと厄介な感じになっていて…終盤は後輪がそんな感じでした。
ただ、タイヤは去年と同じものなんですよねぇ…去年は0.7〜0.8秒遅かったんですけど。コントロールが必要だってことは分かってたんですよ。
こんな風に開幕戦を始められて、大満足ですね。去年とは真逆でしょ。」
【実に賢い走り方をしていたが…】
「マシンとの相性が良いと、諸々がちょっとずつそう言う方向に進んでくれるって感じですかねぇ。」
【今週末は負傷者が続出しているが…】
「何が起きたのか、よく知らないんですよね(※マルケス転倒事故について、この時点で良く分かっていない様子だった)。
開幕戦だから、アグレッシブになってしまうものなんですが…オリヴェイラが、けっこう激しく強打したとは聞きました。そう言うのは、開幕戦だけだと良いんですけどねぇ。
昨日の『スプリント』はかなり批判されていたようだけど、今日の決勝レースも似たような内容だったんじゃないんですか。
何度も言うようですが…問題は『スプリント』だからとか、決勝レースだからと言うことではなく、各選手のアプローチの仕方にあると思います。」
【マシンに関し、いまだドゥカティ内では作業が続けられているそうで…】
「上手く進めてますよ…自分達のベストな部分を引き出そうと頑張ってるんです。
2023年版マシンのことは大好きだし…2022年版と似てるけど、僕のライディングスタイルに合ってきましたからね。」
【次のアルゼンチンGPについては?】
「どうなるでしょうね…うちにとっては、それほどシンプルではないんですよ。
今回とは違った感じの週末になると思います…あそこではテストをしていないから。でも、うちのポテンシャルは高いし、上手く作業していけば好結果が出せると僕は思っています。」
(参照サイト:『Moto.it』)
ポルティマオ砂利問題については、note『2023年ポルティマオテストまとめ』でどうぞ!
もはや貫禄さえ漂ってきたね
本戦の終盤は中位争いばかりでペッコが映らない程の安定感