『ヴィニャーレス:問題はトラクションだが、原因が分からない…』
★4月2日(日)、アルゼンチンGP モトGPクラスの決勝戦でマーヴェリック・ヴィニャーレス(アプリリアファクトリー)が、グリッド5位から12位でゴールした。現在、総合5位。
★ヴィニャーレス選手はチームメイトのアレイシ・エスパルガロと共に、金曜セッション(ドライ)は絶好調で常に1〜2位を独占していたが、土曜セッション(ウェット)から両選手とも調子を落とし始めた。
★昨年の同GPではエスパルガロ選手が初優勝を獲得しているため、今回もおおいに期待されていた。
★ヴィニャーレス選手のコメント。
【ウェットコンディションが不調だが…】
「このマシンでは完全に未経験のことだったんで…ウェットになった時、データがまったくなかったんですよ。
なぜこんなに問題が出てしまったのか、はっきりしないんですよね。エンジニア陣と一緒に分析していかないと。
唯一、言えるのは、マシンはグリップがなく、前に進もうとしなくなってしまったと言うことだけです。」
【次のオースティンに向けては?】
「まだ2戦目が終わったばかりだし、どこのメーカーもいまだマシンの作業を続けていますからね。
うちのマシンはベースがしっかりしてるし、ドライならば物凄い走りができるから。」
【現在、総合5位についているが…】
「少なくとも、バニャイアとのギャップを4ポイント縮めることはできたし…使えるものをフル活用して頑張りましたからね。
問題はトラクションなんですよ。コーナー進入では強い走りができてるようだけど、立ち上がりでどうにもならなくなってしまって…。
状況がつかめた時点で、とにかく、完走して次のオースティンに目を向けることに集中してました。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
現在のヴィニャーレスは最強!!…って話は、note『2023 ポルトガルGPまとめ』でどうぞ!
やはりな。私の睨んだ通りだ。
アプリリアはコーナーの進入は強い走りが出来ているが立ち上がりはどうにもならないだろうと思っていた。 マーベリックの言う通り一刻も早くドカテイの様なトラクションの開発を急ぎ装着する事であろう。