『リンス:ホンダからミールのフレームを試してみる?と言われたが…』
★アレックス・リンス(ホンダLCR)は先のアメリカズGPで優勝し、2021年ミザノGP以来久しぶりにホンダに勝利をもたらした。
★4月27日、スペインGPの木曜会見でリンス選手が次のように話した。
【前回のアメリカズGPについては?】
「本当に信じられないような週末でした。ペッコ(バニャイア)が転倒し、ホンダ機では初めて!って言う順位に就いてしまって…。
でも、もう次のGPが始まったわけだし、特に賭けなんかもしてないんで…またゼロからのスタートですね。
オースティンに比べてヘレスのトラックは狭いんで、きちんと仕上げていけるよう研究してみます。」
【どんな風に?】
「どうすれば改善できるか…そして、ホンダ機に合わせていけるかを探っていかないと。ドゥカティ勢が最強だから、うちは上手くやっていかないとね。
ピットボックスに戻ったら、常に自分の感触や経験をどんどんチームに使ってもらえるよう努めてるんです。
今朝、チームから『ミールのフレームを試すこともできるようだけど』って言われたんですが、今のままのセッティングに集中した方が良いですしねぇ。」
【先は長い…】
「ホンダ機に落ち着いた気持ちで乗れるようになってきて…どんどん自信も出てきました。
実は、オースティンでパフォーマンスを上げることができ、今までとは違うブレーキコントロールができるようになったんですよ。
つまり、このマシンに合わせられるようになってきてるわけで…とにかく、スズキ機とは完全に別物ですからね。」
【タイヤ圧については?】
「バランスを取るのが本当に難しいんですよ。例えば、オースティンでは選手全員が限界ギリギリの状態だったじゃないですか…ああ言うのは、とにかくマズイですよね。
個人的には、このレースには基準があったけど、あのレースにはなかったなんて言い方は嫌なんですよ。
ムジェッロに向けて、先送りになったたものがあるようだけど…まぁ、正直なところ、よく分からないんですよね。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
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