『ペルナット:ドゥカティの対戦相手がKTMに替わったようだ…』
★4月30日(日)、スペインGP モトGPクラス決勝戦でKTMファクトリーは、ブラッド・ビンダーが2位、ジャック・ミラーが3位だった。
★5月1日(月)、モトGPご意見番カルロ・ペルナット氏(プロマネージャー)が、次のように話した。
【今回のスペインGPについては?】
「けっこう多くのことが見えてきただろうね。まず第一に、マシンのヒエラルキーがちょっと変わったようで…これまではドゥカティに対抗できるマシンは、アプリリアだろうって言われてたじゃないですか。
しかし、ここに至って、KTM機が浮上し…しかも、今回が初めてではないからね。
KTMが良い仕事をしてるんですよ…特に、ドゥカティから移籍したイタリア人エンジニアらがね。思いのほか、早く浮上してきたようだが…たまたまってわけでもないでしょ。
KTMはモトクロスからその他諸々まで、常に良い仕事をしてますからね。まぁ、ドゥカティの今年の対戦相手ってことで…歓迎しますよ。」
【選手の方は?】
「ペッコ(バニャイア)が、集中力をきっちりかっちり維持できれば最強だってとこを証明してましたよ。結局、バニャイア1人で全選手を相手に戦ってるようなもんでしょ。あとは、誰が対戦相手になるものやら…。
とにかく、0ポイントレースを2回やったとこから、みごとに復活してねぇ。唯一の問題点は、集中力にムラがあるってことだけでしょ。
とは言え、チームメイト不在で…たった一人で作業してるんだからねぇ。バスティアニーニが開幕戦から欠場してしまってるんだから。たった一人でマシンを仕上げるのは至難の業ですからね。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)
スーパーポール導入の可能性は?って話は、note『2023 アメリカズGPまとめ』でどうぞ!