『2023フランスGP モトGP 予選リザルト&トピックス』
★5月13日(土)、フランスGP モトGPクラスの予選が行われた。
★ドゥカティ
首位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、2022年チャンピオン)。最終ラップで1’30”705を記録。単独走行で勝負していた。好ペース。
チームメイトのダニーロ・ペトルッチは19位(現在、SBK参戦中)。エネア・バスティアニーニ代役。それなりなパフォーマンス。
3位ルーカ・マリーニ(ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。予選1を首位で通過。マリーニ談「楽ではなかったけど、上手く作業できました。昨日、マシンがまだ完璧じゃなくって…今日は適切な動きが2〜3つできました。ただ、レースペースがイマイチなんですよね。」。
チームメイトのマルコ・ベッツェッキは7位(VR46ライダーズアカデミー)。FP3は序盤でスリップ転倒し、セッション大半で待機していた。強い走りはしているが、転倒で自信がやや落ちた模様。
5位ホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)。開幕前は今シーズンの『PPキング』候補と思われていた。
チームメイトのヨハン・ザルコは9位。
8位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ、2022年はホンダLCR所属)。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオは15位。
★ホンダ
2位マルク・マルケス(ホンダファクトリー)。+0”058。相変わらず先行機のスリップストリームを活用(※今回はホルヘ・マルティン)。一瞬、PPかと思われていた。マルケス談「昨日より良い操縦ができてます。カレックス製フレームだと、いつもよりちょっと動きが良くなるんですよ。ただ、ミールも使ってるはずなんですが…」。
チームメイトのジョアン・ミールは16位(2022年はスズキファクトリー所属)。
14位タカアキ・ナカガミ(ホンダLCR)。
チームメイトのアレックス・リンスは18位(2022年はスズキファクトリー所属)。
※ホンダ勢で予選2へ進出したのはマルケス選手のみ。
★KTM
4位ジャック・ミラー(KTMファクトリー、2022年はドゥカティファクトリー所属)。FPセッションでの調子からすると、ファーストローは確実かと思われていた。
チームメイトのブラッド・ビンダーは10位。
12位アウグスト・フェルナンデス(GASGASテック3、2022年モト2チャンピオン)。予選1を2位で通過。
チームメイトのジョナス・フォルガーは21位(テストライダー)。最下位。ポル・エスパルガロ代役。
★アプリリア
6位マーヴェリック・ヴィニャーレス(アプリリアファクトリー)。1回目走行では首位だったが、新タイヤに履き替えたらピットレーンでマシンから異音が発生し、ピットボックスに戻った。セカンドマシンに再スタートしたが、1周完走できず。
チームメイトのアレイシ・エスパルガロは11位。第1コーナーで転倒(※時速300kmの右折コーナー)。自力で立ち上がったが、その後、メディカルセンターへ。
20位ロレンツォ・サヴァドーリ(アプリリアRNF、テストライダー)。ミゲル・オリヴェイラ代役。
チームメイトのラウル・フェルナンデスは棄権。右腕の腕上がり手術を受けたばかり。ムジェッロ復帰を目指す。
★ヤマハ
13位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー、2022年総合2位)。前回のスペインGPから2回連続で予選2へ進出できず。昨日のクアルタラロー談「モトGPキャリアで一番苦戦してます」。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは17位(VR46ライダーズアカデミー)。
※両選手ともレースで挽回できる可能性は、ほぼない。
『2023 フランスGP モトGP 予選2リザルト』
『2023 フランスGP モトGP 予選1リザルト』
(Photo:Motogp.com)
色々やらかしてアンチたくさんのマルケスだけど、やっぱ凄いわ!
いくら完成系の22年型ドカマシンに乗ってるとしても、VR46チームのマシンもライダーも凄くないか?プラマックを凌いでる。VRファミリーだから成せる技なのか?Aマルケスも凄い適応っぷりだが。