ドゥカティ『マルティンがヤマハ移籍？彼は勝つのが好きだから…』パオロ・チャバッティ

『チャバッティ：マルティンがヤマハ移籍？彼は勝つのが好きだから…』

★5月14日（日）、フランスGP モトGPクラス決勝戦でホルヘ・マルティン（ドゥカティプラマック）が2位だった。
今回はスプリントで優勝しており、現在、総合4位（※首位と14ポイント差）に就いている。

★昨年、マルティン選手はエネア・バスティアニーニとのファクトリー昇格争いに敗れ、プラマックチーム継続となった。
しかし、今なお、ファクトリー昇格を切望しており、最近は『あらゆる選択肢を視野に入れる』と公言し、ヤマハ加入の可能性が再燃している模様。

★ドゥカティのパオロ・チャバッティ氏（スポーツディレクター）が、モトGP公式サイトに次のように話した。

【2024年に向け、マルティン選手の去就はどうなりそう？】
「（ドゥカティとの直接）契約では（2023年末に離脱可能の）オプションが付いているが、うちとしては継続してもらいたいと思ってます。
若手最速選手の1人なんだし、現時点でヤマハは『タイトルが取れるマシン』を提供することはできないようですしね。こんなことを言うのは残念だが、実際、今はそう言う状況でしょ。
来年、どうなるかは分からないが、今は勝てるマシンに乗ってるんだし、本人だって継続希望なんじゃないんですか。とにかく、ホルヘは勝つのが好きなんだから。」

【ちなみにエネア・バスティアニーニは開幕GPで負傷し、今年はまだ1度も参戦していないが…】
「正直なところ、先の話に関しては何も決めていないんですよ。あいにく、エネアは欠場が続いているが、とにかく、うちでは全選手継続を希望してるんでね。
基本的に、うちは全選手とも満足しているし、今後のことを話題にするのは時期尚早でしょ。当然、エネアの件や転倒事故のせいで、諸々に遅れが生じているんですよ。」

★現時点ではドゥカティが、バスティアニーニ選手とマルティン選手を入れ替える可能性はない模様。

（参照サイト：『Gpone』）
（Photo：Instagram）

マルティンがっかり、バスティアニーニ惜しいって話は、note『2023 スペインGPまとめ』でどうぞ！