KTM、マルケス加入について『うちから声をかけるつもりはない、本人が決めること』ピット・バイラ

『バイラ：うちから声をかけるつもりはない、マルケスが決めること』

★2023年のマルク・マルケス（30才）は開幕戦での転倒で負傷し、3GP欠場してフランスGPで復帰した。身体的には完全復活と言える状況だが、ホンダ機の不調により苦戦し続けている。

★マルケス選手はホンダと2024年末まで契約済みだが、現在はシーズン途中で離脱するか、2025年に向けて他メーカーに移籍するのではと取り沙汰されている。

★移籍先の有力候補にはKTMが挙がっているが、今シーズン開幕前にKTMのピット・バイラ氏（が次のように話していた。
「マルケスが加入したら、勝てば100％選手のおかげ、負ければKTM機のせいと言われるんでしょうね。」

★ピット・バイラ氏（モータースポーツ・ディレクター）が、6/12付けの西サイト『Marca』記事で次のように話した。

【今シーズン開幕前、貴方は『マルク・マルケス獲得には興味がない』と言っていたが…】
「『興味がない』と言う表現は、文脈からそれてしまているでしょうね…とにかく、マルケスは24年末まで契約済みの選手なのだし、うちの4選手に関しても、今年末から来年末まで契約済みなんですから。
つまり、興味がないのではなく、単純に『2024年にマルケスがKTMに移籍する』と言う話には現実味がないと言うことです。
2025年に関しては、マルケス本人と話してみないことにはね。まぁ、うちの方からそう言う話はしていないし、近々、する予定もありませんよ。
とは言え、『マルケスがKTMに移籍？』なんて取り沙汰されるのは、実に光栄でね…明らかに、うちのマシンはタイトル獲得が可能になったと言うことでしょ。」

【レッドブルがマルケス選手をKTMに移籍させたがっている…と言われているが…】
「レッド・ブルの名前が頻繁にあがっているようだが…ちょっと笑える話ですよ。レッド・ブルがマルケスにオファーを出すなんてことは、不可能なんですから。
マルケス本人が、自分で決めるしかないでしょ。
うちはレッド・ブルと良好関係にあり、マルケスはレッド・ブルにスポンサードされているわけだが、それほど単純な話ではありませんからねぇ。
うちには既に選手が揃っていて、全員、きちんと身分を保証されるべき立場なのですから。」

（参照サイト：『Mowmag.com』）
（参照サイト：『Gpone』）
（参照サイト：『Corse di moto』）

KTM急成長はドゥカティのおかげって話は、note『2023 フランスGPまとめ』でどうぞ！