『チャバッティ:全面的に反対ではない、2024年からなら…』
★6月22日(木)、MSMA(モトGPメーカー協会)の会合が開かれ、『予選1・2への振り分けについて、今後は金曜日の午前FPセッションの結果を加えないこととする』と言う案について話し合われたが、同案に賛成したのはアプリリア/KTM/ヤマハ/ホンダで、反対はドゥカティのみだった。なお、全5メーカーが賛成しなければ可決されない。
★ドゥカティのパオロ・チャバッティ氏(スポーツディレクター)が、イタリア衛星放送『SKY』のインタビューで次のように話した。
【予選振り分け変更案について、ドゥカティだけが反対しているが…】
「今シーズンから導入された方法に、うちは上手く適応できていますから…安全面で問題も起きていないのだから、こうした変更は来年から加えるべきでしょう。
既に新しい進行形式でもって、けっこうな回数のGPが開催されているのだから、最終戦までこのままでいくのが妥当だと思いますけどね。
うちの選手やエンジニアは開幕戦から上手く適応できているのだから、途中で変えるほどの理由はないでしょ。」
【では、2024年に向けては変更しても良いと…?】
「イエローフラッグのせいで、不利になってしまった選手が出ていたこともありましたからね…自己ベストタイムを無効にされていたじゃないですか。
この件についても、話し合ってみれば良いんじゃないですか。うちのプライベーターの中にも、予選振り分け方法の見直しを提案していたチームがあったんでね。」
★アプリリアのパオロ・ボノーラ氏(レースマネージャー)が、イタリア衛星放送『SKY』のインタビューで次のように話した。
【予選振り分けの変更案に、アプリリアは賛成しているそうで…】
「昨日、各チームマネージャーが話し合いを行ったんですが…満場一致で可決とはならなかったんですよ。
うちは全面的に賛成です…序盤セッションではマシンはまだ仕上がっていないし、選手もウォームアップが必要でしょ。トラックにはまだラバーも乗っておらず、転倒のリスクは高いですからね。
これ以上、選手を欠場させるわけには行かないでしょ。
1メーカーだけ反対だったんですが、とにかく、2024年に向けては賛成だと言ってました。
そう言う姿勢に賛同ではできないんですけどね…うちとしては、安全面のためもあって提案されたと思ってますから。例えば、FP2は雨になると思ったら、FP1でなにがなんでもトップ10内に入っておこうとリスクを犯すじゃないですか。
ブリティッシュGPから変更しない理由なんて、どこにもないでしょ。とにかく、シルヴァーストンで、また話し合ってみますよ。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
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イエローフラッグね(笑)
マルケスのあの発言がネタにされてる
個人的には予選1廃止、つまり11位以下はFPだけで決めてもいいと思う
興行的にワイルドカード的な狙いだろうけどスプリントもあるのだからそこまで必要無い
スプリント継続なら見直す箇所は他にもあるかも