『2023オランダGP モトGP スプリントリザルト&トピックス』
★6月24日(土)、オランダGP モトGPクラスのスプリントが行われた。
★ドゥカティ
首位マルコ・ベッツェッキ(ドゥカティVR46、VR46ライダーズアカデミー)。スプリント初優勝。今回は無双状態に入っている。2位を1”294秒引き離してゴール(※昨今のモトGPではたいしたもの)。PPながら好スタートは切れず、第1ラップ終盤は3位に落ちたが、今回はプラスの力が出ていた。2022年版ドゥカティ機を使用。本人談「走ってる最中、おとぎ話でも聞いてるみたいだった」。
チームメイトのルーカ・マリーニは10位(VR46ライダーズアカデミー、ロッシ異父弟)。終盤、グリーン・ゾーンに乗ってしまい、8位ゴールが10位降格となった。
2位フランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー、2022年チャンピオン)。ベッツェッキ選手とオーバーテイク合戦。
チームメイトのエネア・バスティアニーニは8位(2022年総合3位)。
6位ホルヘ・マルティン(ドゥカティプラマック)。
チームメイトのヨハン・ザルコは13位。
9位アレックス・マルケス(ドゥカティグレジーニ、2022年はホンダLCR所属)。
チームメイトのファビオ・ディ・ジャンナントニオはリタイア。
★ヤマハ
3位ファビオ・クアルタラロー(ヤマハファクトリー、2022年総合2位)。グリッド4位スタートを最大限に活用した。ブレーキングで攻めに出るチャンスはなかったし、加速や直線コースではかなり遅かったが必死に順位を死守していた。ビンダー降格により順位を稼げた。
チームメイトのフランコ・モルビデッリは15位(VR46ライダーズアカデミー)。チームメイトとの差が大きかった。
★アプリリア
4位アレイシ・エスパルガロ(アプリリアファクトリー)。第1ラップ終盤では7位だったのに、好リズムで追い上げた。ビンダー降格により順位を稼げた。
チームメイトのマーヴェリック・ヴィニャーレスは7位。スタートで順位を4つ落とした。がっかりリザルト。
テストライダーのロレンツォ・サヴァドーリは16位。
18位ラウル・フェルナンデス(アプリリアRNF、2022年はKTMテック3所属)。
チームメイトのミゲル・オリヴェイラは19位(2022年はKTMファクトリー所属)。第1ラップでは6位前後にいたが、その後、最下位の1つ手前まで落ちた。
★KTM
5位ブラッド・ビンダー(KTMファクトリー)。最終ラップでバニャイア選手に接近した際、その直前に科せられていたロングラップペナルティを無視してしまった。このため、3位でゴールしたが3秒加算処分が科せられた。とにかく、相変わらず粘り強いレースをしていた。
チームメイトのジャック・ミラーは11位(2022年はドゥカティファクトリー所属)。
14位アウグスト・フェルナンデス(GASGASテック3、2022年モト2チャンピオン)。
チームメイトのジョナス・フォルガーは21位。最下位。ポル・エスパルガロ代役。
★ホンダ
12位タカアキ・ナカガミ(ホンダLCR)。
チームメイトのステファン・ブラドルは22位。最下位。アレックス・リンス代役。
17位マルク・マルケス(ホンダファクトリー)。とにかく、今は完走することを優先。
チームメイトのイケル・レクオナは20位。ジョアン・ミール代役。
『2023 オランダGP モトGP スプリントリザルト』
『2023 オランダGP モトGP 総合順位』
(Photo:Motogp.com)
VR46がポディウム2台でペッコ含めると全員弟子とかね
引退してもヴァレの功績は凄いね
久しぶりにファビオがM1を快適そうライディングしてたね
リアシートの新ウイングの効果ならいいのにな
管理人!フォルガー、ブラドル、レクオナの2022所属がおかしなことになってるよ(笑)
>フォルガー、ブラドル、レクオナの2022所属がおかしなことになってるよ(笑)
最初「?」でしたが、レギュラーライダーの’22の所属先が残っている状況ですね。
管理人「さん」ね。
クアルタラロ良くやった。本戦もお願いしますよー
ドカ同士がポイントを分け合ってれば、他メーカーもまだまだチャンスはある。
ベッツェッキの「走ってる最中、おとぎ話でも聞いてるみたいだった」ってどう云う意味か気になるな。