『バウティスタ:マルケスよ、モトGP機が変わり、もうアグレッシブな操縦は無理だ』
★アルヴァロ・バウティスタ(38才)は2010〜2018年までモトGPに参戦し、2019年にドゥカティ機でスーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦し、総合2位となった。
2020〜2021年はホンダからSBK参戦したが、2022年にドゥカティに戻り、総合優勝を果たした。
2023年もドゥカティ機で参戦しており、ここまでの全21レースで17勝して総合首位(※2位と70ポイント差)に就いている。
なお、2024年に向け、ドゥカティと既に契約更改を交わした。
★バウティスタ選手はモトGP参戦していた頃、マルク・マルケス(ホンダファクトリー)の走りを間近で見てきた。
★先日、バウティスタ選手がマヌエル・ペシーノ氏(※スペインの著名記者)のインタビューで、次のように話した。
【モトGPでは、現在、あのマルク・マルケスが大苦戦しているが…】
「厳しい状況ですよね…まぁ、はたから見ているだけなんで詳しいことは分からないけど。
ケガのせいで身体コンディションが崩れたら、メンタル面もどうにかしないとならないものだから。欠場が長く続き、何回も手術を受けるとメンタルがやられてしまうんですよ。
マルクは才能豊かな選手だけど、今は才能だけに頼ってられないでしょ…技術レベルがイマイチで、今のホンダ機では思い通りの操縦はできないんだから。」
【マルケス苦戦は、ケガとマシン不調だけが原因なの?】
「モトGP機が変わってしまったことも原因だと思いますね…エアロダイナミクス尽くしで電制システムも凄いし、どんどん新マテリアルが導入されているでしょ。
マルクがケガをした頃って、そう言ったものが流行りだした頃なんですよね。
そして、レース復帰した時には以前のモトGP機とは別物で、操縦の仕方も変わってしまったわけで…以前のようなアグレッシブな走りは不要になってきてるんですよ。
マルクはかなりアグレッシブなタイプで、そう言う走りが好きじゃないですか。でも、今はそれじゃあ無理なんです…別の乗り方をしないとね。
エアロダイナミクス尽くしになってしまうと、もっとソフトな操縦をしなければならないんだから。」
【つまり…?】
「マルクは現在のモトGP機の操縦について、きちんと理解しなければならないんですよ。もう以前のようなマシンじゃないんだから。
変化に対しては、こっちが合わせていかなければならないんですよ。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
マルケスの商品価値が落ちている……って話は、note『2023 オランダGPまとめ』でどうぞ!
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エアロでこれまで以上に腕上がり増えてますし…これまで以上(筋トレが必要とか言われてますからね。振り回してのるタイプにはきつそうですね。
なんかカッコ悪いな。マシン差で勝って喜んで対等に勝負して勝ちたいとは思わないのだろうか?テニスの話じゃないけどスポーツマンシップを感じない。弱ってる相手を嘲笑うクソにしか感じない。
マシンの進化と長期欠場とライディングスタイルの話で、マシン差の話なんてこれっぽっちもしてないんだけど。
メーカーごとの差が嫌ならワンメイクレースを見ればいい。
テニスだって差が出にくいだけでラケットとシューズは超最先端技術&素材の完全オーダー品。長所をいかして、相手の弱点をついていくもの。
関係ないけど、この前のウインブルドン決勝は面白かった。
早く後半戦始まらないかな。